オックスフォードに引っ越してから日本語離れが著しい我が家の子供達。今までのトンボ帰りの帰省では「日本大好き」をキープする機会にはなっても、言語を司る脳ミソまでは刺激できなかったため、3週間日本にいられる今年の夏は日本語を思い出す絶好の機会、と私は密かに楽しみにしていました。
子供というのは楽しくなければやる気になってくれません。そこで活躍してもらったのがドラえもんです。この写真も真剣な顔で何を見ているのかと言えば、ドラえもん。チームメンバーが英会話クラスの準備をしている横で、毎日少しずつ見せました。
効果のほどは、というと、3週間目になって大きく現れました!
アイラは、のび太君の影響で自分のことを時々「ぼく」と言いだし、今まで「にーに」もしくは「カズ」、「カズマ」としか呼んだことのなかった兄のことを「おにいちゃん」と、まるで気分はドラミちゃん。
更には「雨が降ってきた。」とか、「お母さん、これは何?」とか、日本に来るまでは絶対に英語で言っていたことを日本語で言うようになって、大感激した次第です。
和馬はというと・・・言いたいことが山ほど、既に頭の中に英語でしっかりとある彼は、アイラほど劇的な効果は現れませんでしたが、「空気クレヨン~」だの「タケコプタ~」だの「ひらりマント~」だのと、ドラえもんの秘密道具をドラえもんっぽい大声で連呼するようにはなりました。。
ただ、二人とも話の内容はしっかり分かっていて、特に和馬は時々英語で解説チックにまとめてくれるのがウケました。例えば・・・
"Suneo's family is very rich." 「スネ夫の家はとても裕福だ。」
"Jaian is a baddie, and he doesn't repent." 「ジャイアンは悪者。そして悔い改めることが無い。」
確かに。
そして大体いつも「勉強しなさいっ!!」と怒鳴っているのび太のママが登場してボソっと一言。
"She is the worst mummy." 「彼女は最悪のママだな。」
私も「日本語勉強しなさいっ!!」ってガミガミ言い出したら最悪のママだと思われるんでしょうか。
チームのオフの日には近くのドラえもんミュージアムにも行ってきました。
憧れのピー助と。
ドラえもんとも写真を撮れました。
こんな二人はオックスフォードに帰って来てからも
"Doraemon is epic!!" 「ドラえもんって最高!!」ばかり。
ドラえもん熱を利用して今後も日本語の習得に努めたいと思います。
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