2014年10月31日金曜日

ローズのお泊まり

和馬とアイラの従妹、私達夫婦の姪はただ今1人。このブログにも時々登場する2歳半のローズです。
かわいいでしょ?!

これが、来年には一気に3人に増える予定です。義理の妹が双子の女の子を妊娠しているのです。双子なんてどちらの家系にもいない、突然変異。はじめは「ワ―ッ!!」と皆で盛り上がっていたんですが、よくよく考えるにつれ、2歳児を抱えて双子の世話って可能なのか・・・と、不安モードに陥っている親族一同です。

先週末はそんな中、初めてローズが我が家に1泊しました。(義妹夫婦は泊まりで結婚式に出席。)どうなることやらと私も少々緊張しましたが、全然泣くこともなく、ご飯もよく食べ、夜も1度寝ぼけて泣いた以外はぐっすりで大成功でした。双子が生まれたら時々ローズを預かって義妹夫婦を助けてあげなければと思っていますが、あの調子なら大丈夫そうです。以下、その時の写真です:

 ブロック遊びは我が家に来る子供達にいつも好評。
 男性陣が教会の人とウォーキングに出かけている間、女性陣は公園へ。
 このくねくねの遊具を登ったアイラ、何と言ったと思いますか?
「これはナヨメーズみたいね。」
英語で迷路をメーズというので、くねくねしている迷路みたい、と言っているのかと思い、「そうね、迷路みたいね」と答えたら、
「ブロッコリーにママがかけるの」と言うので、
「あぁ、マヨネーズね!」と判明しました。相変わらず子音が入れ替わるアイラです。

夜はアイラとすぐ寝ました。寝かしつけが一番心配だったのでホッ。寝顔ってどの子も本当に可愛い・・・


2014年10月13日月曜日

コミットメント

英語のコミットメント(commitment)という単語は、カタカナ語として定着しているでしょうか。私はすごく好きな言葉なんですが、日本語だと一言でぴったりと当てはまる訳語がなく、いつも「責任感」と言ってみた後に長々と説明したりするのですが、辞書によるとこんな感じです:

commitment:かかわり合い、全力を注ぐこと、献身、参加(意欲)、肩入れ、傾倒、深く[本気で]関与すること

例として、Marriage should be a lifelong commitment.(結婚は一生涯の約束であるべきだ。)とあります。

責任をもって最後までやり遂げるぞ、という強い意志で何かに関わること、途中で変えたりやめたりしないという、確固たる決意をもって事に当たること。その献身を指している単語がコミットメントです。コミットメントがなければ、うまくいくものもうまくいかない、とか、私はよく使います。

また、契約に縛られることも、コミットメントです。
辞書にも2番目の意味として
commitment:約束、確約、取引契約、態度表明、公約、言質
とあり、
例として、Free installation. Requires commitment of 12 continuous months. (取り付け無料。ただし、1年契約のこと。)とあります。

動詞はコミットです。

突然ですが、聖書が約2千年前に完結している書物であることを、どう思われますか?
新しく神から啓示が欲しい、新しい預言があって、更なる預言書が書かれたらいいのに、と思いますか。何でもう神は語ってくれないのよ、と思われたことがありますか。

もしこう思われたことがあったとしたら、この間素晴らしい答えを聞いたので自分の言葉でですがご紹介します。
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神様は昔、イスラエルの人々に預言者を通して、ご自分のことを教えてくださいました。多くの部分に分けて、色々な方法で啓示してくださり、それが旧約聖書に書かれています。そして究極的に御子、イエス・キリストをこの世に送ってくださり、御子の生と死、復活と、その教えを通して必要なことを啓示してくださいました。イエス・キリストの人生と教え、弟子たちのその後の働きと教え、終末の啓示などが新約聖書にまとめられ、今私たちの手元に旧・新両約聖書としてあるのです。そしてその最後には、これに付け加えてもならないし、取り除いてもならない、と書かれています。

聖書はもう、完結された書物なのです。神さまの方からこれに付け加えられることもないし、取り除かれることもない。人間も、そうしてはならない。

これが素晴らしいのは、聖書の約束がもう変更されることはない、と、全幅の信頼を寄せることができることです。

聖書の約束とは、「イエス・キリストを信じる者は救われる」とまとめると要約し過ぎかもしれませんが、イエス・キリストの福音です。人は罪のゆえに既に霊的には死んでいるし、永遠の滅びに向かっている存在だけれども、愛の神さまが自分の子、イエス・キリストをこの世に送り、人々の罪を彼に負わせ、彼を身代わりに罰したので、彼を信じる者はゆるされ、死から命に移り、永遠の命を与えられる、と神様は約束してくださいました。イエスの流された血による新しい契約を、神は私たち人間との間に結んでくださったのです。

神様はその約束、契約を、聖書という書面に記し、その契約にコミットしてくださっています。神様の方から契約を破棄されることはありません。
私たち人間は約束しても状況が変わるとすぐ破ってしまうような弱い者ですが、神さまは真実、忠実、誠実なる方で、私たちがどんなに裏切ろうとも、御自分は絶対に御自分のことばを変えない、そういうお方です。神様は人間のために、ただただ人間を愛するゆえに、御自分を契約に縛っておられるのです。

こう考えると、神様が、この聖書にもう付け加えないし、取り除かない、とおっしゃってくださっているというのは、私たちにとって大きな恵みです。
なぜなら、それはつまり、「神様はもしかしたら将来約束を変更するかも知れない」あるいは「破棄するかもしれない」と心配しなくても良い、ということだからです。

もう既に語った言葉に神さまの絶対的なコミットメントがある。聖書の言葉に信頼していいのです。
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オックスフォードでも、時々モルモン教の宣教師を見かけます。二人組でスーツをびしっと着こなす彼らは、中国人を見かけるととりあえず声をかけようとしているようです。
モルモン教は、御存知のように、最近出てきた「預言者」の語ったことを、聖書と共に大事にしています。
ちょっと前に、中国人と間違われて彼らに声をかけられました。私が「私はクリスチャンです。聖書のみを信じています。」と言うと、「私たちも聖書を信じています。でも、預言者がどうのこうの」と言ってきました。そこで、上述したようなことを聞いたばかりだったので「聖書にコミットしてくださる神さま」を熱く語ってしまいました!彼らもびっくりしていたようでした!

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 ドイツから来た神学生に子供達がルームバンドを教えました。去年も短期で実習に来ていた彼を、子供達は友だちと思っています。
こんなメガネを喜んでかけさせられてくれる、大の子供好き。もう帰国してしまいましたが、教会にいると良い出会いが多くて感謝です。


2014年10月1日水曜日

夏の思い出④ スコットランド

スコットランドが独立するか否かのニュースが日本でも連日取り上げられたと聞きましたが、我が家の大黒柱はスコットランド人。夏の終わりに実家に行った時、あちこちに賛成派のポスターや、反対派の垂れ幕などを見かけました。結果は独立が否決されて、英国が「連合王国」のまま残ることになり、ホッとしています。このおかげで政治がぐっと身近になり、和馬も興味津々でニュースを見ていたのでその点は良かったかなと思います。ただ賛成派と反対派の亀裂が結構深く出来た感があり、今後も少々心配です。

以下、スコットランドに帰省した時の写真です。
セント・アンドリューズのビーチを前にしても、この人はやることが普段と変わりません。。
いとこのローズとアイラは大の仲良し。ローズの馬のぬいぐるみ、「アップル」と。
和馬もローズにはいつも優しい。
セント・アンドリューズ城。荒涼とした濃紺の海を背景に、廃墟の城が格好良いです。
アイラは実家の犬と散歩するのが大好きになりました。アイラからしたら大型犬のような大きさだと思いますが、全然怖がりません。

スコットランドのおじいちゃん、おばあちゃん大好きの子供達ですが、外国でもないのに(U.K.だし!)遠い!!!車、電車、飛行機、全て試しましたが、何で行っても遠くて嫌になります。せっかくイギリスに住んでいるのにあまり会えなくて残念です。