2014年12月26日金曜日

メリー・クリスマス

今年のクリスマスも終わろうとしています。
そしてもうすぐ今年も終わりです。
皆さんはどんな一年を過ごされましたか。
私は去年の教訓を活かし、今年は気管支炎などの大病をせずに忙しい時期も乗り切ることができました。感謝なことです。
また来年、モメ子memoをよろしくお願いします。


2014年12月16日火曜日

When I Survey the Wondrous Cross

私の好きな讃美歌トップ10に絶対入るのが「When I Survey the Wondrous Cross」です。今日はこの讃美が聞けるサイトと歌詞を紹介します。

歌詞はIsaac Wattsによるもので、曲は色々な人がつけています。Rockingham の曲がずっと好きだったのですが、最近 Kathryn Scott が歌っている以下のバーションにジーンとするようになりました。

このサイトで聴けます:
https://www.youtube.com/watch?v=FhvXOIVsRv4

  1. 歌詞:
  2. When I survey the wondrous cross
    On which the Prince of glory died,
    My richest gain I count but loss,
    And pour contempt on all my pride.
  3. Forbid it, Lord, that I should boast,
    Save in the death of Christ my God!
    All the vain things that charm me most,
    I sacrifice them to His blood.
  4. See from His head, His hands, His feet,
    Sorrow and love flow mingled down!
    Did e’er such love and sorrow meet,
    Or thorns compose so rich a crown?
  5. Were the whole realm of nature mine,
    That were an offering far too small;
    Love so amazing, so divine,
    Demands my soul, my life, my all.

私訳:
栄光の主が亡くなられた十字架を仰ぐ時
私にとって得であったものをみな、損と思うようになりました。
私は自分のプライドを卑しいものと思います。

私には、私の神、主イエス・キリストの十字架以外に
誇りとするものが決してあってはなりません。(ガラテヤ6:14)
かつては私の心を捕えて離さなかったもろもろの虚しい物を
キリストの血の前におささげします。

主の御頭、御手、御足を見てください。
悲しみと愛が入り交じって流れ落ちています。
いまだかつてこのように愛と悲しみが合わさったことがあったでしょうか。
また、茨がかくも輝かしい冠となったことがあったでしょうか?

この世界のすべてが私のものであったとして、
そしてそれをすべて献げたとしても、
そのような献げものは小さすぎます。
このような驚くべき神の愛には、
私の魂、私の命、私の全てでもって応えるべきです。


日本の聖歌、讃美歌にもなっています。
「栄えの主イエスの」あるいは「十字架にかかりし」の歌詞は以下です:
①栄えの主イェスの  十字架を仰げば  世の富誉(ほま)れは  塵(ちり)にぞ等しき
②十字架の他には  誇(ほこ)りはあらざれ  この世のもの皆  消えなば消え去れ
③見よ  主の御頭(みかしら)  御手(みて)御足(みあし)よりぞ  恵みと悲しみ  交々(こもごも)流るる
④恵みと悲しみ  一つに溶け合い  茨(いばら)は眩(まばゆ)き  冠(かむり)と輝く
⑤ああ主の恵みに  報(むく)ゆる術なし  唯(ただ)身と魂(たま)とを  献げて額(ぬか)ずく

2014年12月9日火曜日

手紙

娘のアイラは日本だったら幼稚園の年少。和馬は年少の時に友達の名前から平仮名を覚え、読めましたが、まだ書いてはいませんでした。でもアイラも、アイラの友達も、最近字を書き始めました。字が読める、書けるって、新しい世界への大きな一歩ですよね。

昨日、アイラが友達からもらった誕生日会への招待状と、その返事、見てください。
「To Isla Please come to Aelwens Party ・・・」
「Dear Aelwen, Yes please, Isla」


この間、アイラは日本の祖父母と伯母にもカードを書きました。eメールやFacebook もいいけど、やっぱり手書きの手紙って特別です。そう言えば、アイラのsの鏡文字はいつの間にやら直った模様。日々成長ですね。

2014年12月8日月曜日

折り紙!

折り紙って、日本人には本当に身近で、幼稚園に上がる前から何となく親しんでいる遊びの一つだと思います。でも、昔ながらの折り紙は、折っている最中と折った後しばらくは良くても、そのうち使い道や置き場所がなくなってゴミ箱行きになるものがほとんど。だからあんまりやらなくなってしまっていたんですが、最近の折り紙は「クラフト」の域に達しているんですね。飾れるモノ、贈れるモノ、使えるモノが沢山あると知り、最近折り紙にはまっています。
例えば・・・
 折り紙で傘を折ってお皿の上に一つずつ飾ったら、お客さんに大好評だったり、
 こんなカードもすぐ手作りできます。
しおりも本好きの我が家には必需品。

折り紙で写真立ても作れます。義母に送ったら大喜びしていました。



和馬と折り紙で箱を折り、中にラムネやチョコを入れて手作りのアドベントカレンダーも作りました。これだと見えませんが、箱の側面に日にちが書いてあります。アドベントカレンダーとは、12月1日からクリスマスまで一日一つ開けていくカレンダーのことです。スペースの関係上、我が家のものは11月28日開始となりました。こんな融通がきくのも手作りならでは。毎朝、アイラと和馬が交代で開けています。
11月末には教会で折り紙モーニングと題して日英バイリンガルのイベントもしました。それを和馬が学校で先生に話したらしく、先生からお呼びがかかり、先週は和馬のクラスで子ども達にも折り紙教室をしてきました。折り紙の基礎知識の全くない20人の子供にクリスマスのリースとリボン、キャンディ、雪の結晶を英語で教えるのは予想以上に体力を消耗して大変でしたが皆大満足の模様で良かったです。
そんなこんなでもうクリスマスまで20日を切りましたね。
師も走る12月。いや、本当に毎日走ってます。ブログからも遠のいていて失礼しました。寒いですが皆さん風邪などひかれませぬよう・・・

2014年11月9日日曜日

日々是勉強

我が家はキリスト教の団体が所有している物件。代々福音宣教をしているテナントが格安で賃貸させてもらっています。ということで、歴代のテナントは顔見知りというか、友人ばかり。

去年、その我が家の下水管が詰まりました。先代の友人に「下水管から悪臭がしだしたけど、前にも下水管が詰まったって言ってなかったっけ?」と訊くと、「そうよ。放っておくと汚水が吹き出るわよ。水道会社に連絡したら直してくれるわよ。」との答え。
そこで早速夫が大家であるキリスト教団体の代表者にその旨メール。「こういう話ですが、水道会社にこちらから電話してもいいですか。それとも大家さんからしてくださいますか。」と尋ねました。

すると、大家さんから1行、こんなメールが。
I should get Thames Water ASAP!
(注:Thames Water = 水道会社、ASAP = as soon as possible = 大至急)

さて、ここで問題。このメールに対する反応としては、次のどれが正しいでしょうか。
A) 大至急、自分で水道会社に電話をかける。
B) 大家が電話をしてくれるので、おとなしく待つ。
C) 大至急、自分でマンホールを開け、直してみる。

答えがすぐ見えちゃうとつまらないので、ちょっと他の話。

これは先週、近所の公園で撮った写真。ハーフタームだった先週はポカポカと秋晴れの日が沢山ありました。
でも今週に入って私の観測史上では初霜でした。その日は窓につららもついていて、一気に冬になってしまった感じです。暗いし雨も多いし、長いイギリスの冬の始まりです。




さて、先ほどの問題の答えですが、あのメールを見た直後、私はBだと思ってホッとしておりました。ところが、夫は即、受話器を手にしました。つまり、Aです。
私が「え?これって大家さんがしてくれるってことなんじゃないの?!」と止めようとすると、夫は「いやいや、あれは早くかけろ、って意味だよ。仮定法さ!」ですって。

それでも「???」の私に、電話の後、こう説明してくれました。
あのメールは、
「(If I were you,) I should get Thames Water ASAP!」という意味で、訳すとこうなるそうです:
「もし私が君だったら、テムズ・ウォーターに即効電話をかけるだろう。」
つまり、
「早く電話しろ。」

はぁ~。
これはネイティブじゃないと分かりませぬな。
日々是勉強、です。

2014年11月1日土曜日

料理人アイラ

ハーフターム(学期の中休み)中の子供達。体力のある和馬はロンドンへ出かけたりしましたがアイラはまだ小さく、本当に中休みで休む必要があり、ハーフタームの制度はありがたいです。

家にいるアイラと今回挑戦したのは料理。
 パパのエプロンを借りて混ぜ混ぜ。
「玉ねぎの皮むきと炒めるのは私の得意!」










去年の誕生日にもらったエプロンセットをつけて、お菓子作りもしました。初めてなのにクルミを刻ませてしまったりして「オイオイ、普通こんなことをさせるか?」と自分に突っ込みつつ、母は写真撮影をしてしまいました。でも無事終了。意外と何でもできるアイラです。

 普通のナイフでクルミを刻むアイラ
後ろから見るとこんな感じ
マシュマロをのせているところ
聖書の会の茶菓として登場した出来上がりの品

2014年10月31日金曜日

ローズのお泊まり

和馬とアイラの従妹、私達夫婦の姪はただ今1人。このブログにも時々登場する2歳半のローズです。
かわいいでしょ?!

これが、来年には一気に3人に増える予定です。義理の妹が双子の女の子を妊娠しているのです。双子なんてどちらの家系にもいない、突然変異。はじめは「ワ―ッ!!」と皆で盛り上がっていたんですが、よくよく考えるにつれ、2歳児を抱えて双子の世話って可能なのか・・・と、不安モードに陥っている親族一同です。

先週末はそんな中、初めてローズが我が家に1泊しました。(義妹夫婦は泊まりで結婚式に出席。)どうなることやらと私も少々緊張しましたが、全然泣くこともなく、ご飯もよく食べ、夜も1度寝ぼけて泣いた以外はぐっすりで大成功でした。双子が生まれたら時々ローズを預かって義妹夫婦を助けてあげなければと思っていますが、あの調子なら大丈夫そうです。以下、その時の写真です:

 ブロック遊びは我が家に来る子供達にいつも好評。
 男性陣が教会の人とウォーキングに出かけている間、女性陣は公園へ。
 このくねくねの遊具を登ったアイラ、何と言ったと思いますか?
「これはナヨメーズみたいね。」
英語で迷路をメーズというので、くねくねしている迷路みたい、と言っているのかと思い、「そうね、迷路みたいね」と答えたら、
「ブロッコリーにママがかけるの」と言うので、
「あぁ、マヨネーズね!」と判明しました。相変わらず子音が入れ替わるアイラです。

夜はアイラとすぐ寝ました。寝かしつけが一番心配だったのでホッ。寝顔ってどの子も本当に可愛い・・・


2014年10月13日月曜日

コミットメント

英語のコミットメント(commitment)という単語は、カタカナ語として定着しているでしょうか。私はすごく好きな言葉なんですが、日本語だと一言でぴったりと当てはまる訳語がなく、いつも「責任感」と言ってみた後に長々と説明したりするのですが、辞書によるとこんな感じです:

commitment:かかわり合い、全力を注ぐこと、献身、参加(意欲)、肩入れ、傾倒、深く[本気で]関与すること

例として、Marriage should be a lifelong commitment.(結婚は一生涯の約束であるべきだ。)とあります。

責任をもって最後までやり遂げるぞ、という強い意志で何かに関わること、途中で変えたりやめたりしないという、確固たる決意をもって事に当たること。その献身を指している単語がコミットメントです。コミットメントがなければ、うまくいくものもうまくいかない、とか、私はよく使います。

また、契約に縛られることも、コミットメントです。
辞書にも2番目の意味として
commitment:約束、確約、取引契約、態度表明、公約、言質
とあり、
例として、Free installation. Requires commitment of 12 continuous months. (取り付け無料。ただし、1年契約のこと。)とあります。

動詞はコミットです。

突然ですが、聖書が約2千年前に完結している書物であることを、どう思われますか?
新しく神から啓示が欲しい、新しい預言があって、更なる預言書が書かれたらいいのに、と思いますか。何でもう神は語ってくれないのよ、と思われたことがありますか。

もしこう思われたことがあったとしたら、この間素晴らしい答えを聞いたので自分の言葉でですがご紹介します。
****************
神様は昔、イスラエルの人々に預言者を通して、ご自分のことを教えてくださいました。多くの部分に分けて、色々な方法で啓示してくださり、それが旧約聖書に書かれています。そして究極的に御子、イエス・キリストをこの世に送ってくださり、御子の生と死、復活と、その教えを通して必要なことを啓示してくださいました。イエス・キリストの人生と教え、弟子たちのその後の働きと教え、終末の啓示などが新約聖書にまとめられ、今私たちの手元に旧・新両約聖書としてあるのです。そしてその最後には、これに付け加えてもならないし、取り除いてもならない、と書かれています。

聖書はもう、完結された書物なのです。神さまの方からこれに付け加えられることもないし、取り除かれることもない。人間も、そうしてはならない。

これが素晴らしいのは、聖書の約束がもう変更されることはない、と、全幅の信頼を寄せることができることです。

聖書の約束とは、「イエス・キリストを信じる者は救われる」とまとめると要約し過ぎかもしれませんが、イエス・キリストの福音です。人は罪のゆえに既に霊的には死んでいるし、永遠の滅びに向かっている存在だけれども、愛の神さまが自分の子、イエス・キリストをこの世に送り、人々の罪を彼に負わせ、彼を身代わりに罰したので、彼を信じる者はゆるされ、死から命に移り、永遠の命を与えられる、と神様は約束してくださいました。イエスの流された血による新しい契約を、神は私たち人間との間に結んでくださったのです。

神様はその約束、契約を、聖書という書面に記し、その契約にコミットしてくださっています。神様の方から契約を破棄されることはありません。
私たち人間は約束しても状況が変わるとすぐ破ってしまうような弱い者ですが、神さまは真実、忠実、誠実なる方で、私たちがどんなに裏切ろうとも、御自分は絶対に御自分のことばを変えない、そういうお方です。神様は人間のために、ただただ人間を愛するゆえに、御自分を契約に縛っておられるのです。

こう考えると、神様が、この聖書にもう付け加えないし、取り除かない、とおっしゃってくださっているというのは、私たちにとって大きな恵みです。
なぜなら、それはつまり、「神様はもしかしたら将来約束を変更するかも知れない」あるいは「破棄するかもしれない」と心配しなくても良い、ということだからです。

もう既に語った言葉に神さまの絶対的なコミットメントがある。聖書の言葉に信頼していいのです。
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オックスフォードでも、時々モルモン教の宣教師を見かけます。二人組でスーツをびしっと着こなす彼らは、中国人を見かけるととりあえず声をかけようとしているようです。
モルモン教は、御存知のように、最近出てきた「預言者」の語ったことを、聖書と共に大事にしています。
ちょっと前に、中国人と間違われて彼らに声をかけられました。私が「私はクリスチャンです。聖書のみを信じています。」と言うと、「私たちも聖書を信じています。でも、預言者がどうのこうの」と言ってきました。そこで、上述したようなことを聞いたばかりだったので「聖書にコミットしてくださる神さま」を熱く語ってしまいました!彼らもびっくりしていたようでした!

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 ドイツから来た神学生に子供達がルームバンドを教えました。去年も短期で実習に来ていた彼を、子供達は友だちと思っています。
こんなメガネを喜んでかけさせられてくれる、大の子供好き。もう帰国してしまいましたが、教会にいると良い出会いが多くて感謝です。


2014年10月1日水曜日

夏の思い出④ スコットランド

スコットランドが独立するか否かのニュースが日本でも連日取り上げられたと聞きましたが、我が家の大黒柱はスコットランド人。夏の終わりに実家に行った時、あちこちに賛成派のポスターや、反対派の垂れ幕などを見かけました。結果は独立が否決されて、英国が「連合王国」のまま残ることになり、ホッとしています。このおかげで政治がぐっと身近になり、和馬も興味津々でニュースを見ていたのでその点は良かったかなと思います。ただ賛成派と反対派の亀裂が結構深く出来た感があり、今後も少々心配です。

以下、スコットランドに帰省した時の写真です。
セント・アンドリューズのビーチを前にしても、この人はやることが普段と変わりません。。
いとこのローズとアイラは大の仲良し。ローズの馬のぬいぐるみ、「アップル」と。
和馬もローズにはいつも優しい。
セント・アンドリューズ城。荒涼とした濃紺の海を背景に、廃墟の城が格好良いです。
アイラは実家の犬と散歩するのが大好きになりました。アイラからしたら大型犬のような大きさだと思いますが、全然怖がりません。

スコットランドのおじいちゃん、おばあちゃん大好きの子供達ですが、外国でもないのに(U.K.だし!)遠い!!!車、電車、飛行機、全て試しましたが、何で行っても遠くて嫌になります。せっかくイギリスに住んでいるのにあまり会えなくて残念です。


2014年9月16日火曜日

アイラ、4歳♡

娘のアイラが早いもので4歳になりました。毎日元気に幼稚園に通っています。私が子供の頃より典型的な女の子路線を突っ走っているアイラの誕生日は、プリンセス、プリンセスしていました。

我が家で恒例となった感のあるクッキーのデコレーションは白雪姫のドレスに、花を散りばめた4でした。
昨日の日曜の礼拝後に義妹家族と短期宣教で一緒だった夫妻を招いて誕生会をしましたが、ラプンツェルのランタンに見立てたゼリーが一番人気でした。
もらったカードもこんな感じ。当たり前ですが和馬のと全然違う!

シンデレラのドレスを着て、プレゼントにもらった白雪姫とアリエルの家で遊ぶアイラ。プリンセスの世界にどっぷりです。(私も楽しくなって一緒に遊んでしまいました!)
誕生日当日の今日は残り物のケーキを無理やりハートの形にして家族で祝いました。
4歳のアイラが書いた自分の名前。s が鏡文字でa がちょっと違いますが、「Isla」とスペルできます。
ひらがなも大分覚えてきました。
すくすくと育っているアイラの成長を神様に今一度感謝です。

2014年9月13日土曜日

夏の思い出③ English カフェ

英会話クラスの他にチームで力を入れたことと言えば、English カフェです。オックスフォードとケンブリッジがテーマだった第一回、スコットランドがテーマの第2回、ナルニア国物語がテーマの第3回と、全部で100人を超える参加がありました。

カフェの前半には我が家の子供達も参加。英会話クラスにもアシスタントのように加わった和馬は、自分のことを短期宣教チームの一員と思っていたようです。イベントの前には声に出して他の人と祈り、ちょうど家庭礼拝で聖書の「使徒の働き」を読んでいましたが、宣教旅行をしたパウロと自分を重ねていたようで、親としては感慨深いものがありました。

初回はイギリスのアフタヌーンティーのような飾り付けをしました。
背の高いチームメンバーがひょいひょいと高いところにも色々と飾っていました。
ゲームあり、
ゴスペル・トークありと、English カフェもまた、楽しく充実した大切な今夏の思い出です。

2014年9月10日水曜日

夏の思い出②ドラえもん

オックスフォードに引っ越してから日本語離れが著しい我が家の子供達。今までのトンボ帰りの帰省では「日本大好き」をキープする機会にはなっても、言語を司る脳ミソまでは刺激できなかったため、3週間日本にいられる今年の夏は日本語を思い出す絶好の機会、と私は密かに楽しみにしていました。

子供というのは楽しくなければやる気になってくれません。そこで活躍してもらったのがドラえもんです。この写真も真剣な顔で何を見ているのかと言えば、ドラえもん。チームメンバーが英会話クラスの準備をしている横で、毎日少しずつ見せました。
効果のほどは、というと、3週間目になって大きく現れました!

アイラは、のび太君の影響で自分のことを時々「ぼく」と言いだし、今まで「にーに」もしくは「カズ」、「カズマ」としか呼んだことのなかった兄のことを「おにいちゃん」と、まるで気分はドラミちゃん。
更には「雨が降ってきた。」とか、「お母さん、これは何?」とか、日本に来るまでは絶対に英語で言っていたことを日本語で言うようになって、大感激した次第です。

和馬はというと・・・言いたいことが山ほど、既に頭の中に英語でしっかりとある彼は、アイラほど劇的な効果は現れませんでしたが、「空気クレヨン~」だの「タケコプタ~」だの「ひらりマント~」だのと、ドラえもんの秘密道具をドラえもんっぽい大声で連呼するようにはなりました。。

ただ、二人とも話の内容はしっかり分かっていて、特に和馬は時々英語で解説チックにまとめてくれるのがウケました。例えば・・・

"Suneo's family is very rich." 「スネ夫の家はとても裕福だ。」
"Jaian is a baddie, and he doesn't repent." 「ジャイアンは悪者。そして悔い改めることが無い。」

確かに。

そして大体いつも「勉強しなさいっ!!」と怒鳴っているのび太のママが登場してボソっと一言。
"She is the worst mummy." 「彼女は最悪のママだな。」
私も「日本語勉強しなさいっ!!」ってガミガミ言い出したら最悪のママだと思われるんでしょうか。

チームのオフの日には近くのドラえもんミュージアムにも行ってきました。

 憧れのピー助と。
ドラえもんとも写真を撮れました。

こんな二人はオックスフォードに帰って来てからも
"Doraemon is epic!!" 「ドラえもんって最高!!」ばかり。

ドラえもん熱を利用して今後も日本語の習得に努めたいと思います。

2014年9月8日月曜日

夏の思い出①英会話クラス

オックスフォードのセント・エブス教会から川崎の中野島キリスト教会に行った短期宣教チームのミッションの一つは、バイブルタイム付き英会話クラスをすることでした。

チーム到着前から、「話そー!English!」と題して宣伝して待っていてくれた教会の皆さん。小学下級から一般まで4つのクラスが開かれましたが、30名以上の方が参加してくれました。年齢層は何と、6歳から78歳!

小学生のクラスには、一人は日本語も分かる人がいた方が良い、ということで、私も小学1、2年生クラスのお手伝いをしました。6歳、7歳だとまだ「外国語」というコンセプトがあまり頭にないのかもしれません。クラスに来ていた子供達が、おやつタイムには構わず日本語でルース、リジー、メアリーにしゃべりまくっているのがとても微笑ましく、ルース達も途中から「私たちは日本語は分からないのよ。」と敢えて言わずに、笑顔で相づちを打っていて、傍から見ると見事に異文化コミュニケーション成立でした。

バイブルタイムには毎回、身を乗り出すようにして真剣に話を聞いてくれた子供達。英語で色を習った初回のクラスの聖書の話は神による天地創造の話。「神様はこの世界を本当に美しく、カラフルに造ってくださったね、今日習った色も全部神様が造ったんだよ。」と話すと、「えっ!!そうなんだ!!」
罪の話をして、罪のゆえに神様から遠く離れてしまった人間を、ご自分のもとに連れ戻そうとしてくださる神さまの話が聖書の話だよ、と言うと、また、「えっ!!そうなんだ!!」
救いの計画のはじめとしてアブラハムの話をし、アブラハムの子孫がイエス様だよ、と言うと、また「えっ!!そうなんだ!!」
イエス様の教えや奇跡の話、十字架、復活の話と、「えっ!!そうなんだ!!」続きでした。
最後に、もっと聖書の話を聞きたかったら、教会学校は毎週やっているから来るといいよ、というと、「えっ!!そうなんだ!!」教会も、この夏の英会話クラスのように何か特別な時だけ開いていると思っていた子もいたようでした。私にとっては、子供達の新鮮な反応がたまらなく可愛かった英会話クラスが、この夏の思い出の第一番です。

小学生下級クラス







小学生上級クラス
中高生クラス
一般クラス
「話そー!English!」のポスターの前で・・・

2014年9月2日火曜日

すごい夏

恐らく胃腸炎なるものにやられた翌週から20日間ほど日本へ行き、短期宣教チームへの参加という素晴らしい体験を家族全員でしてきました。オックスフォードに帰って来た週の週末から今度はスコットランドにある夫の実家に帰省し、私たちの宣教活動をいつも祈り支えてくれているグラスゴーの教会の人たちとの久しぶりの再会も果たし、8月30日の土曜日に我が家へ帰って来ました。ほとんど家にいないという、すごい夏をしてしまいました。また、最高気温が34度から14度と、20度も違う所へ1週間を経ずして移動という、老化を早めるのではないかと心配してしまう旅をしてしまいました。

思い出沢山、感謝なこと沢山、色々思ったこと、感じたこと沢山のこの夏のご報告は、これから随時投稿するとして・・・

昨日(8月31日の日曜日)、セント・エブス教会に久しぶりに出席し、先週の水曜日にオックスフォードに着いたばかりという、スウェーデン人男性とコロンビア人女性の国際結婚の家族と出会いました。ご主人がこれから神学の博士号の学びをオックスフォードでされるそうです。我が家よりほんの少しずつ小さい男の子と女の子のいる家族で、早速昼食に招待しました。今までスウェーデンに住んでいたので、子供達はお母さんのスペイン語は分かるけれど返事はスウェーデン語でしているという、我が家と似た光景が見られました。子供たちの学校が始まったら、兄妹間の会話が英語にスイッチするのは時間の問題でしょう。ご夫妻共に英語も流暢でしたので、親にもすぐに英語で応えるようになると思われます。このような国際結婚の人と家族ぐるみで仲良くなれるのは私たち夫婦にとってとても嬉しいことです。お昼御飯を囲んで、いつになく会話が弾みました。子供達は子供達で、言葉の壁もどこへやら、英語とスウェーデン語で4人でワイワイ遊んでいました。子供には、バベルの塔の呪いも効果無しですね!(注:聖書の創世記を読むと、バベルの塔を建てようとしていた人間に対し、これからは一緒になって悪巧みできないようにと、神様が諸言語を造って人間を世界の方々へ散らされたことが書かれています。)
でも、私たち大人も、バベル以降の悲惨な状態から神様は救ってくださっていると、この夏何度も思わされました。同じ主にある信仰が、言葉の壁を越えて私たちを一つに結びつけてくれるからです。そして、上述のご家族とも、国際結婚という共通事項よりも、同じくクリスチャンという共通事項のために、出会ってすぐなのに心を通わせることができたのだと思います。
罪のゆえに様々な意味で呪われた状態にある人類ですが、神様は本当にイエス・キリストのゆえに既にその呪いを恵みに変えてくださっているのだなぁ、と感謝です。

さて、このようにオックスフォードには新学期、新入生が沢山やってきます。すごい夏を終え、もう秋を迎えたオックスフォードで、本格的には10月からですが、教会と共に、新入生を歓迎していきたいです。

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この東京タワー、よく撮れてると思いませんか?!今度から少しずつ日本(&スコットランド)の写真を載せますね。

2014年7月29日火曜日

短期宣教

オックスフォード邦人伝道活動は4本柱。
1.まだクリスチャンでない人への伝道
2.もうクリスチャンの人の信仰生活サポート
3.こちらでキリスト教に興味を持ったり信仰を持った方が日本へ帰国される際のサポート
4.こちらの教会の人に日本宣教の重荷を共に担ってもらう啓蒙活動&将来の働き手の育成
です。

この4番目の活動の一環として、今年もオックスフォードから短期宣教チームが日本へ行きます。去年はまだ学校のある7月頭からの行程だったので、主人だけが日本へ行きましたが、今年は家族みんなでチームに合流できるので楽しみにしています。

チームの活動の様子が以下のブログにアップされ、こちらの教会で祈り支えてくれることになっています。文章は英語になりますが、写真もいっぱい載る予定ですので、どうぞご覧ください。
http://stebbesinjapan2014.wordpress.com/

これから帰国までのブログ活動は、こちらに一本化します。
また帰国後、モメ子memoをよろしくお願いしま~す。

2014年7月27日日曜日

和馬7歳☆

本人も含め家族が次々と病に倒れた週の週末が7歳の誕生日だった和馬。タイミング的にも、実は来週から短期宣教旅行で日本に行くので、体調を崩すなら今週で良かった、そして和馬は誕生日前に元気になって良かった、と神様に感謝いっぱいの誕生日でした。

ちょっと(かなり?!)予定と違いましたが、一応誕生日らしくお祝いムードで過ごせたので、いくつか写真を載せます:

 午前7時:カードとプレゼント開封
(カードは申し合わせたように全てサッカー柄)
 午前10時:皆で(病気のパパ以外)サッカーのユニフォームクッキーを作成。アイラも結構できてびっくり。下の丸二つはサッカーボール。
 夕食後:ケーキタイム。これまたサッカーがテーマ。大好きなことがはっきりしていると喜ばせるのが楽ですね。
 「ママ、ありがとう!」のひとことで、作った甲斐があったというもの。病み上がりでも頑張って作って本当に良かった!この写真は少し回復したパパ撮影。
 着ている日本代表のアウェーのユニフォームは、ワールドカップに合わせて少し早めにもらえた、日本の祖父母からの誕生日プレゼントでした。

 ケーキのどの部分を食べるか相談中。
 「ルーム・バンド」なるものがイギリスの小学生に大人気です。小さい輪ゴムを指で編んで腕輪にします。和馬もルーム・バンド・セットを親から誕生日プレゼントにもらい、この写真で腕にしているのは全て今日自分で作ったもの。8本も作りました。
「 誕生日って自分のじゃなくても最高~!」
夕食後は庭で障害物競争ごっこをずっと二人でしていました。元気になって良かった!