2012年11月20日火曜日

出張

明日から1週間、私一人で日本に行きます。海外でクリスチャンになって、日本に帰国された方を支える働きが注目されるようになっていますが、そのコンファレンスに出席するためです。夫がこちらの教会で忙しいので、私が出張することになりました。

和馬が生まれてから、こんなに長い間一人になるのは初めてです。少し前までは楽しみにしていたのですが、何だか既に寂しい気分になってきました。アイラもここ数日やたらとしがみついてくるし、後ろ髪を引かれる思いです。

夫の両親がスコットランドから応援に駆けつけるので、大丈夫、大丈夫と自分と子供に言い聞かせつつ、旅の準備。明日、飛行機に乗ってしまえば、後はなるようになると思っていますが・・・

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ダルメシアンなアイラ。教会の変装グッズです。ドレスもいっぱいあるんですが、なぜか犬。


犬になってもやる遊びはいつもと一緒。赤ちゃんの世話に忙しいアイラでした。

2012年11月18日日曜日

しりとり

しりとり遊びをするには、なまえのはじめとおわりの文字が何か、というコンセプトを認識する必要があります。年少から年中にかけて、大体の子はこれを習得するようです。あまり小さいと、単語はいっぱい知っていても、しりとりはできません。

和馬も、日本で年少をやってこちらに来た頃、ようやくしりとりができるようになっていました。そして、夏くらいまではしりとり遊びができました。でも、最近駄目です。

例えば、「きく」と私が言ったとします。すると、「く、く、く・・・」と考えているうちに、「c、 c、 c ・・・」と和馬の頭の中でアルファベットに変換されてしまって、「カーテン」とか言ってきます。「『く』が『か』に変わってるじゃない!」と言っても、「???」という顔。「しかも、『ん』で終わったらだめでしょ。」と言うと、「ん」は彼の頭の中では既に「n 」なので、「どうして?ママ、なすって言えば?」と答える始末。「なす~?!まぁ、じゃ、いいか。なす。」というと、「す、す、s、 s、 ・・・サラダ!!」

と、こんな感じで、ルール違反(?)の連続。まるでしりとりになりません。

子供がバイリンガルに育つというのは、結構大変なことなんだなぁ~としみじみ思う今日この頃です。日本にいた時は、夫が英語で話しかけても日本語で答えていた和馬。今は逆で、私が日本語で話しかけても英語で返してきます。もう少し大きくなると、複数の情報をうまく保持すると思うんですが、小さな子供の脳は情報を上書き保存しているように見えます。毎日新しいことを吸収していて、その速度たるやすごいんですが、古い日本語の情報は英語の情報にバンバン置き換えられている感じで、ちょっぴりさみしい母です。

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学校の友達とボードゲーム中。放課後、すぐ友達を誘います。私の許可を得る前に!!まぁ、いいんですけど。
教会の庭で。兄と妹の会話も英語ばっかり。
 

2012年11月17日土曜日

冬の花火

またまたご無沙汰しています。
イギリスでは11月5日を、1605年に国王暗殺を謀った罪で逮捕、処刑されたガイ・フォークスに由来して、ガイ・フォークス・デーと言います。彼が大量の火薬の見張り兼点火係だったので、火薬つながりで今では花火を楽しむ日となっています。11月5日の当日はもちろん、その前の週末から、夜になると打ち上げ花火の音があちこちから聞こえてきました。

教会でも花火が目玉の子供会があり、アイラは「ポンッ!ポンッ!ポンッ!!!」と花火の音を興奮気味に真似し続けていました。イギリスは緯度が高いので、夏だと子供が起きている時間には暗くなりません。だから、花火は夏の風物詩にはなれないんですね。その代わり、5時には真っ暗な11月に、完全防寒で子供と一緒に花火を楽しむ。これもまた良し、でした。

子供会の日。「大きな鍋を取りに行くからアイラも連れて行く」と言って、教会のお兄さん、お姉さんスタッフがアイラと外出。帰ってきたらこんな写真を見せてくれました。お兄さん、アイラを入れて歩いたら重いでしょうに・・・帰り道、アイラはずっと鍋に入って道行く人に手を振っていたそうです。