2013年11月28日木曜日

四十日咳

喉の奥にチリチリと怪しい風邪の兆候が突如現れたのは、忘れもしない10月20日の夜。
翌朝から咳開始。
まず和馬がかかり、アイラにうつっていた風邪をとうとうひいてしまった、と思いつつ、単なる風邪だと甘く見て、特に何もせず、休みもせずに日常生活を続けていたら、咳も鼻もとことん悪くなりました。
ついに先々週は最低限以外すべて予定をキャンセルして静養に努めたにも関わらず、一向に改善の見込みなし。さすがに4週間風邪が治らないと、仕事にならないだけでなく、気分的にも落ち込んでくるし、全身運動みたいな咳で疲労困憊状態に。
よし、医者に行こう、と思って行ったのが11月20日。咳をしだしてちょうど1ケ月目です。
「先生、何で治らないんですか。よくなりたいです。」と訴えたら、
「気管支炎ですね。気管支炎はちょっと静養したくらいでは治りません。抗生物質を飲まないと。」と言われました。
「もう少し早く来て抗生物質をもらっていたら、今頃は元気だったんですね。」と言ったら、
「いや、あなたはちょうど良いタイミングで来ましたよ。これより早く来ていたら、もう少し様子をみましょう、と言っていました。でもあなたは1ケ月も咳をしているから、抗生物質を出しましょう。」ですって。

医者になかなか行かない自分をちょっと責めていたけれども、「なぁーんだ、良かった。」と思う反面、「ひぇ~、これは一大事!」と思いましたよ。1ケ月も咳をしないと抗生物質をもらえないなんて!!英国の医療は無償だし、薬を出し過ぎるのも問題なんでしょうけど、いやはや、この国で生活している限り、もう二度と気管支炎になってはならない、ときつく自分に言い聞かせました。1ケ月も咳をするなんて、もうできません。考えるだけで疲れます!

でも、抗生物質ってすごいんですね。あれだけ止まらなかった咳が、抗生物質を飲み始めて一週間、ほとんど出なくなりました。百日咳ならぬ、四十日咳で終わりそうです。やれやれ。

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今月頭、義母60歳の誕生日で夫の実家に行ってきました。この時も、私は咳しまくりの、迷惑な嫁でした。。。

2013年11月9日土曜日

和装のアイラ

今日は、私が32年前に七五三で着た着物をアイラに着せて写真を撮りました。着付けの知識が無いので正しく着せられたか不明ですが、馬子にも衣装。雨上がりの公園で沢山撮りました。
明日教会に着せて行ってアイラの健やかな成長を神様に感謝したいところですが、ちょっと場違いになりそうなのでやめておきます。。。

 
 
 
これは32年前の姉と私。


2013年10月28日月曜日

遠足

昨日、教会の大学院生のグループと一緒にバースに行ってきました。ローマ浴場跡、バース大僧院、ロイヤル・クレセントと、有名どころを観光。電車に乗っての日帰り旅行は、家族だけだとしないので、こういう機会があって子供たちにも良かったと思います。

子供用の音声ガイドもあり、和馬は2時間以上かけて、ローマン・バスをゆっくり堪能しました。
こちらがバース・アビー(大僧院)。
 
和馬の持っているカメラは、レゴブロックでできています。日本の友人から贈られた彼の宝物。最近、どこに行くにも持って出かけています。
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以下2枚、レゴカメラによる和馬撮影の写真です。
 
バースにいたくまのパディントン。
 
楽しそうに二人で何をやっているかと思えば、「集合写真」を撮っていました。
 
 

2013年10月14日月曜日

確率

私が担当している聖書の会の先週のテーマは預言の成就でした。旧約聖書には、来るべきメシヤ(救い主)に関する預言が約300あります。どこで生まれるか、どのような役割を果たすか、いつ頃来るか、何をするか、それに対する人の反応はいかなるものか、などなど、実に様々な預言が旧約聖書には記されています。

そして新約聖書では、イエス・キリストの生涯が紹介され、旧約聖書の預言がイエス・キリストの上にことごとく成就したことが論証されています。

多くの預言がたった一人の人生の上に全て成就する確率と言えば、それはもう天文学的な数字になります。

私は父の仕事の関係で、高2、高3をイギリスの現地校で過ごしました。16歳まで浜っ子だった私の英語力ですぐに文系の科目を履修できるわけもなく、苦手な数学を4科目も履修していたあの頃。その内のひとつが統計学で、週に授業が8時間くらいあって、大袈裟ではなく、電卓を使って確率の計算ばかりしている時期がありました。

例えば、「100グラム入りで売られている菓子の袋が大量に在る中から、サンプルを採取したところ、サンプルの平均の重さは99グラムでした。両端0.5%の正規分布(?)を用いて、この菓子の平均の重さが実際は100グラムではない確率を出しなさい。」とか何とか、こんな感じの文章問題がありました。ちょっと違うかも。。。

でもまぁとにかく、こういった類の文章問題ではまず、「菓子一袋の重さが100グラムではない」という仮説を立てて計算していって、その確率が例えば0.0045とかでてくると、それは0.5%以下なので、この仮説は棄却できる、したがってこの菓子の重さは平均100グラムと言ってよい、みたいな解答をしていたと思います。

何が言いたいかというと、キリスト教の信仰を吟味していた時に読んだ本で、こんなくだりがあったのです。「メシヤに関する預言は数多いが、それがたとえ8個しかなかったとしても、その8個が、人類史上あるひとりの人生の上に全て成就する確率は、10の17乗分の1の確率である。」と。

私は「この時代に聖書なんて本気で信じられるのかな。」、「理性や知性を押し殺さないと聖書の記述は受け入れられないんじゃないかな。」、「科学と信仰は相容れないんじゃないかな。」と思っていました。でも、確率の話を読んで、はっと思わされました。

この確率の問題に取り組むなら、「イエス・キリストはメシヤではない」という仮説は当然棄却されなければならない。イエス・キリストはメシヤであったと結論付ける方こそ、自分の理性、知性と矛盾しない、と。

この預言の成就と、復活の事実を示された時に、私は聖書を本気で信じることができました。理性と知性において何ら妥協したのではなく、むしろ、自分の限られた理性と知性を総動員して考えた結果、聖書の記述は真理だと結論付けました。22歳のときです。(復活の事実に関しては、2012年6月11日の投稿、「Before & After」をご参照ください。)

昔の私も含め多くの人が、聖書と本気で向き合う前に、聖書は考えてみるに値しない本だと決めつけていると思います。聖書の中には人を自由にし、生かし、励まし、力を与える真理が詰まっているのに。日本やイギリスは自由に聖書を読める恵まれた国です。皆さんが聖書を手にしてくださることを心から願いつつ・・・久しぶりの長~い投稿を終わります!

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スポーツに目覚めた和馬。土曜日に活動する地元のちびっこサッカークラブに入りました!ゴールキーパーがいいんだそうです。

2013年9月30日月曜日

9月も終わり・・・

9月も今日で最後。
1回も投稿しないでひと月終えてしまうところでした。

我が家で誕生日が2回あり、結婚式に2回行き、50人以上を我が家に迎えた忙しい1ヶ月でした。寒くて暖炉に火をつけた日もあり、ポカポカ秋晴れの日もあり、季節の変わり目でオックスフォードの天気も忙しくしていました。

そんな中、我が家は息子が小学2年生になり(日本では年長)、娘が3歳になり、私も「70歳の半分に到達」(←夫の表現。私の方が年上なのをいつもからかい、必要以上に歳をとった感を与える言い回しをしてきます!!)しましたが、皆元気にしています。

今週から、オックスフォードには新大学生、大学院生が続々とやってきます。新たな出会いを神様に期待しつつ、10月も頑張りたいと思います。

義妹が作ってくれたアイラ3歳の誕生日ケーキ。
 
元気でおしゃべり。シンデレラと赤ちゃん(本物、人形問わず)、アクセサリーが大好き。


和馬は最近、地図を見るのとスポーツ(するのも、観るのも、うん蓄を傾けるのも)、レゴが好きです。

35歳の私はガミガミ怒らない人目指し中。

アイラは最近、あまり写真を撮らせてくれず、私とも夫ともツーショットを拒んだのに、この豚とは撮る気になったという。。。
 
 

2013年8月13日火曜日

空のバギー

先月和馬が6歳になり、来月アイラが3歳になります。

この間の週末、初、バギー(ベビーカー)は持たず、スクーター2台のみで2時間のウォーキングに挑戦しました。舗装されていない道はスクーターに不向きなので、徒歩の部分もかなり多い行程でしたが、一切抱っこはなし。アイラも見事歩き切りました。親の前をビュンビュンスクーターを飛ばして行く二人の後ろ姿を見ながら、子供の成長は意外と早い・・・と、嬉しいような寂しいような気持ちで夫と歩きました。
 
子供が独立した夫婦の家を英語でempty nest(空の巣)と言いますが、今の私はempty buggy(空のバギー)を見て、ちょっと人生の節目を感じています。
 
 
 
 

2013年7月28日日曜日

和馬、6歳★

7月26日に息子が6歳になりました。

その4日前にイギリスはロイヤルベビー(ウィリアム王子夫妻の第一子)が生まれたニュースでお祝いムードでしたが、和馬が生まれたのも同じ病院。あそこで出産したのも、もう6年前なんだな、と感慨深かったです。

ロンドン生まれの和馬も、生後8ヶ月で日本に行き、4歳まで東京で育ったので、日本語ネイティブのバリバリ日本男児だったんですが、去年4月にオックスフォードに引っ越して半年も経たないうちに、日本語を殆どしゃべらなくなってしまいました。食べ物の好みなども変わって完全にこちらの環境に溶け込んでいます。

うちは夫はスコットランド出身なので「スコティッシュ」、私はもちろん正真正銘日本人、だから子供達はスコットランド人と日本人のハーフのはずなんですが、和馬は自分のことをイングランド出身の「100%イングリッシュ」と言ってはばかりません。「ちょっと違うと思うんだけど・・・」と私が言っても、逆に「ママはよく分かってない。」と言われる始末。

親の転勤等で海外にいた人達が、自身のアイデンティティの確立に困難を覚える、という話しを実際よく耳にしますが、和馬は今のところ、「イングリッシュ」のアイデンティティで非常にハッピーなようです。まぁ、それはそれでよし、です。成長するにつれ、クリスチャンとしてのアイデンティティを確立してくれたら、私と夫はそれでいいですから。子供達がこの世の国籍でどこを選ぼうとも、天の父なる神様の子供という確固たる自己意識を持っているならば、それ以外に望むものは無いです。和馬の6年間を守ってくださった主に感謝。これからの彼の人生も主の御手にゆだねつつ、親の責任を全うしたいと思います。

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今までは家族でだけ祝ってきた誕生日ですが、6歳で初、友達を招待。同級生4人と、ガーデン・パーティーでした。父母妹は男の子のパワーに圧倒されっぱなし、でした!

嵐の前の静けさの中での家族写真。和馬いわく、「今までで一番の誕生日!」だそうです。毎年このセリフ、聞けるといいなぁ。
 

2013年7月25日木曜日

夫、無事帰還!

ちょっとタイトルが大袈裟ですが、私の気持ち的にはこんな感じです。
あの後、アイラもやはり溶連菌にやられ、夫帰宅の前日まで熱がありました。

昨日豪快な雷雨があって気温が少し下がり、夫は子供の熱も猛暑もちょうど終わった時に帰ってきました。このタイミングはいかに!!彼の日頃の行いか?!

いやはや、期間限定でこれだけ心身の負担になるのですから、未亡人になったら嫌だな、と本気で思った23日間でした。また、単身赴任のご主人や出張の多いご主人を持つ友人達の苦労を改めて思わされました。皆、頑張って!!

今朝の写真。イギリスは夏は異動の季節。今朝出発した教会のスタッフを見送った帰り道。和馬が持っているのはパパのお土産の新幹線はやぶさの模型。シャボン玉で遊べるようになっている優れモノです!アイラはお土産の髪飾りをつけています、見えないけど。久しぶりのパパに二人とも甘えています。
パパ、お帰り~!!
 


2013年7月18日木曜日

母子家庭に猩紅熱!

7月1日から、夫が短期宣教で盛岡に行っていて、期間限定の母子家庭になっています。一人で子供二人の面倒をみるのは大変でも、普通に乗り切るつもりでいましたが、何だかハプニング満載の半月を送ってしまいました。

夫が旅立った初日からアイラのスクーターが壊れ、兄と一緒に乗りたい彼女としては一大事。「ママ、直してね。」と、当然直せると信じているのでみてみたけど、私にはお手上げ。近所のお兄さん(教会も一緒で、和馬の学校の先生でもあるので普段から良くしてもらっている人)に修理をお願いする羽目に。修理するだけでなく子供と遊んで帰って行ってくれたのでこれは祝福でした。

次に私が火傷。コーヒーをいれていたら湯気が思わぬ角度から噴き出てきたので、手の甲を一瞬にして結構広範囲に火傷してしまいました。茶色っぽい大きな水ぶくれがまるでナメクジのように手の甲にあって、子供達は「ママ、手にナメクジがいるよ!」と嬉しそうに何度も言ってました。ママ友から、「30分くらい冷水につけていないから水ぶくれになるのよ。」と言われましたが、どこの世界の母親に、朝の30分を自分の手のために使える人がいるでしょうか?!これまたママ友から、ばい菌が入るから破らないように気をつけろ、と言われていた水ぶくれは、「そんなの無理」って感じで3日後くらいに破れ、一通りの癒しのプロセスを経て今はほぼキレイになりました。。。歳をとって怪我の回復が遅いので大変です。

その次、アイラが発熱。暑い土曜日、プールにでも行こうかと思っていた矢先。和馬まで一日中家に拘束されるのは可哀そうだと思っていたら、これまた教会が一緒の近所のお母さんが和馬を預かってくれました。彼女の末っ子と和馬は超楽しい午後を過ごしたようです。寝ているアイラの横で私はウィンブルドンの女子決勝を見れました!だからこれも良かったかも、なんて。。。

きわめつけは、和馬です。先週は父と姉が日本から来ていたのですが、いつも元気印の和馬が、高熱と発疹で小児科の救急に行く羽目に。なんと、猩紅熱(しょうこうねつ)でした。小説とかで昔、子供が死んだりしているあの伝染病!今は日本では溶連菌感染症と言うみたいですが、こっちは昔と一緒の名称でScarlet Fever と診断され、ちょっと慌てました。抗生物質でよくなったものの、和馬は学校の遠足にも行けなかったし、父と姉を色々なところに案内する気満々だったのにそれもほとんど叶わず、涙々でした。そんな傷心の和馬を見ているのが辛かった・・・。でも、こんな時こそと、「いい時も悪い時も神様がいる~♪」というこっちの子供賛美歌を和馬と何度も歌いました。本当にそうです。順境の時に「神様に信頼している」と言うのは容易いこと。逆境の時に同じことが言えるからこそ、クリスチャンは恵まれているのですよね。

でも、父と姉に本を読んでもらったり、添い寝してもらったり、絵を描いたり、カルタをしたりと、沢山時間を過ごすことができたので、それは本当に良かったと思います。救急病院に行ったりしている時はアイラを見ていてくれたし、私も、「せっかく父と姉が来ている時に・・・」という思いから、「父と姉が来ている時で良かった・・・」という感謝の思いに変わりました。

和馬はすっかりよくなり、まだ抗生物質を飲んでいるけれど、学校にも復帰しています。

しかし、やれやれ。
来週の火曜に夫が帰宅するまで、もう何も起きませんように!!

以下、体調が良かった時の、子供達と父と姉の写真です:

半年以上のブランクがあっても、すぐに懐いて愛嬌をふりまくアイラに、父も目が下がってました。
一緒にイチゴ摘み。イギリスの夏の風物詩です。
和馬がこんな笑顔だった時も2日くらいありました。
それにしても最近暑いです。クーラーは無い土地柄なのであまり暑くなられるのも困りもの。写真はアイスを食するアイラと父。
 
 
 
 

2013年7月2日火曜日

トバイアス

トバイアス(Tobias)君は、私が最近一番と言えるくらい親しくしている近所のお母さんの第三子。
男の子二人既にいるので、次は女の子かな、いや、私は絶対男の子しか産めない気がする、なんて冗談を言っていたのがついこの間。
検診のたびにスキャン映像を見れる日本の病院と違って、問題がなければ12週と20週でしかスキャンをしないイギリスの妊婦健診。20週は男女の性別を知りたければ教えてもらえる超重要なスキャンです。
子供を預け、旦那さんと一緒に20週のスキャンにドキドキしながら行った彼女。でも、スキャンで分かってしまったのは、既にお腹の中で赤ちゃんが死んでしまっていた、ということでした。
知らせを聞いて、私もショックでした。「主よ、なぜですか。」という思いと、「何か助けになりたい。」という思いと、本当にただただ悲しい思いがあふれました。

スキャンの数日後、彼女は陣痛を誘発するホルモン剤(?)を投与され、死産と分かっている出産を経験しました。どんな思いで臨むのかと、私は辛くてただ祈るだけでしたが、出産後の彼女と旦那さんのメールを読んで、感動しました。

もちろん本文は英語でしたが、要約すると、以下のようなことが書いてありました:

非常な恐れをもって今日の出産に臨んだけれど、いざ分娩が始まると、出産は迅速で、痛みも殆ど無く、心配されていた合併症も無く、本当に主の支えと助けを感じたので、生まれた男の子に、「God is good (神は良い方)」という意味でトバイアスと名付けた。出産後、夫婦でトバイアスを抱いて30分過ごすことができた。詩篇139篇にあるように、主の目が胎児のトバイアスの上に注がれていたことを覚えた。私達夫婦に起きた今回のことを、これから二人で消化していく中で、皆の祈りを更に必要とするが、特に、この小さな命を、ほんの少しの間だけでも私たちに主が預けてくださったという事実を、主のなしてくださった良いこととして受け止めて行くことができるようにお祈りいただきたい。今回、主が私たちの周りに置いてくださった家族と病院のスタッフ、沢山の友人の愛と祈りと具体的な助けに心から感謝。

と、こんな感じでした。
彼女は神様にすごい感謝していました。
もちろん、想像を超えた深い悲しみを通っているけど、そんな中でも神様の支えとすばらしさを夫婦で感じているんだな、とメールをもらって私はとっても励まされました。このような事態に際して、このように感じて祈りつつ乗り越えていける信仰を、私も持ちたいし、私の子供にも、何にもまさって持ってもらいたいし、誰でも、一人でも多くの人に持ってもらいたい、って思いました。

以下、彼女がトバイアス君を抱きながら旦那さんと思い出した詩篇139篇の一部です:
「 私は感謝します。あなたは私に、奇しいことをなさって恐ろしいほどです。私のたましいは、それをよく知っています。
私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。私のために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。」

2013年6月24日月曜日

家族の誕生会

去年イギリスに引っ越してから、家族の誕生日をこちらの家族と共に祝える恵みを満喫しています。昨日は義弟の誕生会で、義弟の実家(車で約40分のところ)に行ってきました。姪のローズも1歳になり、表情が豊かでかわゆいです。

今日で31歳の義弟。
私も夫も、ついローズにすり寄ってしまう・・・
ヨーグルトをさぁどうぞ。
男性陣は巨大ジェンガに真剣勝負。
怪しい天気だったけど晴れ間もあり、庭でも遊べました。
この後カーブで見事に二人とも放り出されました!
ローズよしよし。アイラは本当に小さい子が大好き。
男性陣はゲームが大好き。この辺でも男女で行動が分かれますね。
来週末は義母がオックスフォードに来る予定です。
 
 
 
 
 
 
 

2013年6月17日月曜日

最近の子供達

喧嘩も多いけど仲の良い二人。これはトトロの絵を描いているところ。二人で遊んでいるのを見ると心が和みます。口が達者な二人の会話を傍から聞くのも結構楽しい。
お風呂も二人で入っていますが、髪や体を洗ってから、しばし二人を放っておくと、色々やってますよ。この間家族でテムズ川で行なわれた教会の洗礼式に行ってきましたが、その前後、洗礼授けごっこが流行ってました。。洗面所の外から二人の会話を聞いていたら、和馬が大声で「アイラ・ブラッシュ、父と子と聖霊の御名によって洗礼を授ける!」といって、アイラをザッブ~ンとお風呂に沈ませてる音が。夫と二人でウケました。
日々の出来事をどんどん遊びに取り入れて、子供は成長していくんですね。成長といえば、昨日和馬がオリンピックの本を持ってきて、「このパラリンピックの選手、出る試合はいつも勝利を目指しているんだって。これを読んで、僕も毎日ベストをつくそうと思ったよ。」(注:すべて英語。母の勝手な訳です。)と言ってました。本を読んで刺激を受ける歳になったんだなぁ、と感慨深かったです。
 
アイラも、いつもの質問攻めの中に、成長を感じます。たとえば、「ママ、どうして神様は人間を作ったの?」「人間を作らなくても良かったはずなのに何で作ったの?」「どうして神様は私を愛しているの?」(注:これも全部英語。)などなど、結構深い質問をしてくるので、母もしっかり答えなくては、と襟を正す日々です。
 
 
 
 

2013年6月10日月曜日

無事に・・・

昨日6月8日の土曜日に、私と夫で企画、準備してきた日英バイリンガルのイベントが無事に終わりました。
瞬きの詩人と呼ばれた水野源三さんの詩と人生を、賛美と映像を交えて紹介しつつ、聖書のいう福音を伝えたイベントでした。
教会は初めて、という方数名を含め、クリスチャン、ノンクリスチャン合わせて39名が集いました。同時進行で託児とキッズプログラムがありましたが、子供を見てくれた人、ケーキを焼いてくれた人、ピアノの伴奏をしてくれた人、セットアップ、片づけ、受付を手伝ってくれた人、本を用意してくれた人など、色々な人の助けを得て、すべてスムーズに進行、本当に感謝でした。

今まで、夜に空いた時間はこの準備に使ってきたのでブログからご無沙汰していましたが、これからはまたもう少し頻繁に投稿できると思います・・・

オックスフォードは最近晴れが続いています。新緑と花が本当にキレイ。子供達も元気にしています。
日中は、アイスが美味しい気温まで上がることも。
ライラックの花の香りをアイラに嗅がせる和馬。やたらと荒い鼻息が聞こえるけど、あれで匂いは嗅げているのか?!
二人とも毎日パワー全開です。
 
 
 

2013年5月7日火曜日

森林学級

1ケ月近くもご無沙汰してしまいました。
6月に日英バイリンガルの伝道集会を夫と企画しているのでその準備と、日々の聖書の学びや集会の準備、主婦業と母親業をしていたら、あっという間に季節は初夏になってしまいました。
皆さんとお分ちしたいなと思う、聖書から学んだこととかいっぱいあるんですが、そういう投稿は大体時間がかかるので、今日は今日のことだけ、久しぶりに投稿します。

和馬の学校では、週一回、「森林学級」があります。先生3人が15人の生徒を6週間に渡って毎週水曜、近くの自然保護区域に連れて行き、野外学習をするのです。学習といっても読み書きとかではなく、自然の中で遊ぶことを通しての学習なので、はっきりいって超楽しい外遊びの時間です。和馬の森林学級は4月後半から始まりました。毎回楽しいので、家族を連れて行きたいとずっと言っていましたが、祝日の今日、和馬の案内で私とアイラも森林学級体験をしてきました!

学校前から子供の足で10分くらいでしょうか、大きな切り株が円形に並んでいるところが「ベースキャンプ」だそうです。
ベースキャンプのまわりには、自然の隠れ家がいっぱい。こういうスペースが城になったり家になったり、毎回子供の想像力は膨らんで、色々な遊びをしているようです。
倒れた木が組み合わさるだけで、子供は登ったりぶら下がったり。和馬が揺らせばアイラにとっては最高のシーソー。
枝で木の幹の色々なところをたたいてドラマー気分の和馬と、枝を2本こすって「ヴァイオリンを弾いてるよ!」のアイラ。次から次へと遊びは生まれます。
雨でも寒くてもどんな天気でも決行の森林学級。和馬のように今学期に当たった生徒は気持ち良い晴天の中を行っていますが、先学期の子達は寒ーい雨の日が多かったです。でも防水防寒で行けば怖いモノはなし。思い切り遊んだ後はベースキャンプでココアとビスケットをもらい、どの子も大満足で、一回り大きくなって6週間を終えるようです。「悪い天気というものはない。服装(装備)が悪いだけなのだ。」という森林学級のモットー、もっともですね!情熱をもって取り組んでくださる引率の先生たちに感謝!
 
 
 
 
 

2013年4月11日木曜日

待ちに待った春

やっとオックスフォードにも春がやってきたみたいです。やれやれ。

3月の霜と雪で「君の水仙は死んだんじゃないか?!」と夫に言われ続けた庭の水仙。今週になってようやく咲き誇り、夫のセリフも「僕らの水仙、綺麗だね。」に変わりました。何故咲きそうもない時は私ので、咲いた途端に二人のなんだ?!!と心の中で思ってます。

来週から新学期。また忙しくなりそうです。

先週、子供を実家に預けてレストランへ。山あり谷ありの10年を経て、私は10年前より今の二人が遥かに幸せ。神様、今までのすべてをありがとう。
春!公園シーズン到来です。
緯度が高いからでしょうか、晴れるとやたらとまぶしいのは。サングラスは手放せません。今年も、自然豊かなオックスフォードを沢山散歩したいな。
 
 
 

2013年4月1日月曜日

イースター

今日はイースターでした。日本から引っ越してきて、緊張&ドタバタの中過ごしてしまった去年のイースターと違って、今年は一カ月かけて、存分に味わうことができました。

和馬が学校でイースターの賛美を覚えてきたり、アイラも和馬もイースター関連の工作をしたり、こちらはお店でもイースターの装飾が大々的になされて関連商品が売られるし、3月丸々、イースターで盛り上がった感じです。
我が家にどんどん増えていったイースターグッズ。子供が作った十字架やお墓の絵の工作、イースターカード、バスケット、ウサギや卵のチョコレートや工作などなど。今年は記録的に寒い3月でしたが、暖房で暖かくイースターの飾りで春らしい家の中と、小雪が舞う極寒の外とで、冬と春の両方の季節に住んでいるようなひと月でした。
今年は何をしたかというと:
木曜日:モーンディ・サーズデイ(足洗木曜日と日本語では言うらしい)で女王がオックスフォードに来たので、見に行きました。モーンディ(maundy)とは、ラテン語で「戒め」の意味で、最後の晩餐中にイエス様が弟子たちに新しい戒めを与えたところに由来しているそうです。「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13:34)
最後の晩餐中にイエス様が弟子の足を洗ってあげたことから、イースター前の木曜日には、昔はイギリスの国王が貧しい人の足を洗ってあげたりしたそうです。今では女王の歳の数だけ高齢者が男女選ばれて、Maundy moneyというコインをもらえます。毎年違う聖堂が選ばれるのですが、今年はたまたまオックスフォードのクライスト・チャーチ大聖堂が会場でした。
 
沿道から車に乗った女王が見えました。青いドレスで笑顔がキレイでした。
アイラは女王より騎馬警官に興奮していました。
木曜の夜には、教会で食事会がありました。我が家からは夫だけが参加しましたが、100人以上の会だったみたいです。
 
金曜日:Good Friday(受難日)。イエス様が十字架で死んだ日。イギリスは祝日です。イエス様は「神の子羊」ということで、礼拝後、お客さんをよんで子羊を料理しました。ロースト・ラムを作ったのは初めて。10人分作るのも緊張しましたが一応無事に終わりました。またこの日は、私と夫の結婚10周年の記念日でもありました。私たちの罪のために死んでくださったイエス様と、10年の結婚生活を守ってくださった神様にダブルで感謝な日でした。
 
日曜日:まだまだ冬のような寒さだけれど、日は確実に長くなっており、今日、時計が冬時間から夏時間に変わりました。(日本との時差が、9時間から8時間になりました。)朝8時からの礼拝(7時のように感じる)に夫と和馬が出席。この二人は教会で礼拝後に朝食を食べました。私とアイラは9時45分からの礼拝で合流。主の復活を記念する素晴らしい礼拝でした。
 
明日からイースターの休暇で、夫の実家に行ってきます。怒涛のような1月から3月でした。少しゆっくりしてきます。