2013年1月29日火曜日

アイラのことば

英語でも日本語でも、子音がごちゃ混ぜになる子はなってしまうんですね。和馬は一時期「じゃがいも」を「じゃまいご」と言っていたくらいで、ほとんど子音の順番がひっくり返ることはありませんでしたが、アイラはひっくり返りまくりです。

例えば・・・
自分 = ぶんじ (これは随分前に治りました。)
チョコ = コチョ (チョコレートと言うようになって完治。)
ズボン = ブゾン
全部 = べんず
大丈夫 = だいぼーじゅ
ブランケット(毛布) = バンクレット
レッグウォーマー = レッモーグ (元と音が違いすぎてしばらく意味が通じませんでした。)
バーナクル(人名) = バークナル
ダイナソー(恐竜) = ダイソノー
(ハロー)キティー = ティーキ
台所 = だいこどろ or だいころろ

一生懸命しゃべってるので真剣に聞いてあげなくてはと思いますが、変なのはウケてしまいます。もう一度聞きたくてわざと聞き返してしまったり・・・

どんどん語彙が増えて文章をしゃべるようになっているアイラ。楽しいので、そんなに早く上達しなくてもいいよ、というのが母の本音。

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今日も雪の写真。超パウダースノーだったのですが、一晩経ったら雪だるまを作れる雪質に変化していました。
近所で見つけた雪だるま。今回の雪では最優秀賞と、勝手に審査して撮影。
そりで学校に送り迎えしている親が沢山いました。それぞれ兄と姉を送った帰り道。アイラが最近一番仲良くしている教会の男の子。この子もかなり子音がひっくり返ってます。だから気が合うのかな?!
 
 

2013年1月25日金曜日

It is well ...


讃美歌520番(静けき河の岸辺を)、あるいは聖歌476番(安けさは川のごとく)などで日本語にも訳されている歌を、先週こちらの教会で賛美しました。

原詩のサビの部分は「It is well with my soul.」です。

My soul は魂です。

It is well は単に平安な状態以上でしょう。健やかというか、神によって造られた、人間の本来あるべき状態。満たされて、平安で、健康な状態。

だから、「我が魂、至って良好なり」という感じでしょうか。 

原詩の一番は、順境のときも、逆境のときも、いかなるときでも「我が魂至って良好」と言うことを、神が私に教えてくださった、というものです。

これを習得するのはすごいことです。簡単に歌える讃美歌ではない。しかも作者は、海難事故で愛娘4人を一度に失った後にこの詩を書いているのです。

「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」(ヨブ記121節)をまさに自分の言葉としているわけです。 

最近読んだ本の中にキリスト教を『客観的に』見ていると思っている人の疑問がいくつか書かれてありましたが、その中に、「現世利益や安全を保障してくれない神をなぜ信じ続けられるのか」がありました。(これは、私に言わせてもらえば、「信じていない人が『主観的』に見ているキリスト教に対するもっともな疑問」ですが、非常に重要と思います。) 

先ほどの讃美歌の作者、ホレイショ・スパフォードは、娘4人と息子2人を幼くして事故と病気で相次いで亡くしていますが、神を信じ続けるどころか、褒めたたえ続けて60年の生涯を閉じました。

それを可能にしたのは、やはり、イエス・キリストの十字架ではっきり示された圧倒的な神の愛でしょう。この福音を心底分かってイエス・キリストに従う決心をした人は、状況がどうであれ、主の道を歩むことの幸いを、その後の人生で学ぶことができるのです。スパフォードも、歌詞の2番で主の十字架を歌っています。 

それにしても、スパフォードの信仰はすごいです。また、この讃美歌を歌った会堂には先週200人以上いたでしょうか。その中の一部の人の人生を、私は知っています。色々と辛いところを通らされて来た、あるいは今まさに通っている人達です。でも、その人達も心からこの讃美歌を歌っていました。200人以上の人達と、私も共感して歌っている時に、非常な感動を覚えました。この神様はやっぱりすごいです。イエス・キリストから2000年以上経って、イスラエルから遠く離れたイギリスで、今もこんなにも多くの人が心から主を賛美している。世界中で、置かれた状況がどうであれ、主を賛美している人が数億いると思うと、なんか熱いものが込み上げてきます。

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以下、It is well with my soul の歌詞と私訳です:

1. When peace like a river attendeth my way,
when sorrows like sea-billows roll;
whatever my lot You have taught me to say,
‘It is well, it is well with my soul.’

平安が川のように心に流れるときも
悲しみが大波のように押し寄せるときにも
どんな状況に置かれても、このように言うことをあなたは教えてくださった:
「いたって良好、我が魂はいたって良好」と。

It is well with my soul;
it is well, it is well with my soul.

2. Though Satan should buffet, if trials should come,
let this blessed assurance control,
that Christ has regarded my helpless estate,
and has shed His own blood for my soul.

サタンが襲って来たり、試練にあっても、
この尊い確かな平安が私を治めるように。
つまり、キリストが私のみじめな様をご覧になり、
私の魂のためにご自身の血を流してくださったというゆるぎない事実が、
私の心を治めるように。

3. My sin – O the bliss of this glorious thought –
my sin – not in part – but the whole
is nailed to His cross; and I bear it no more;
Praise the Lord, praise the Lord, O my soul.

我が罪 - 嗚呼、この輝かしい事実がもたらす無上の喜びよ -
我が罪は - その一部ではなく、全部の罪が - 主の十字架に釘付けられた。
だから私はそれをもはや背負わなくてもよい。
主を賛美せよ。主をほめたたえよ。我が魂よ。

4. For me, be it Christ, be it Christ hence to live:
if Jordan above me shall roll,
no pain shall be mine, for in death as in life
You will whisper Your peace to my soul.

今こそは、私にとって生きることはキリストであるように。
死に臨む時も、私には何の痛みもないだろう。なぜなら、生きている間と同じように、死の時にもあなたは、あなたの平安を私の魂にささやいてくださるから。
 
5. But Lord, it’s for You – for Your coming we wait,
the sky, not the grave, is our goal:
O trump of the angel! O voice of the Lord!
Blessed hope! Blessed rest of my soul.

しかし、主よ。我々はあなたを、あなたの再臨を待ち望みます。
墓ではなく、天が我々の目指すところです。
天使たちのラッパよ!主の御声よ!
確かな希望。恵みあふれる我が魂の安息は。

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2013年1月19日土曜日

銀世界

今日はイギリス各地で大雪。給食会社から食料と人材が届かないかもしれないから今日は全員お弁当で登校のこと、と昨夜学校から連絡があったほど。(注:こちらの学校は給食とお弁当を各自が日単位で決められます。和馬はいつも、月曜から木曜はお弁当で、大好きなフィッシュ&チップスの金曜日だけ給食です。今日はせっかくの金曜日だったのにお弁当を作らされました。残念!)

雪やこんこの犬ですね、子供は。 

 
雪合戦は出来ましたが、パウダースノーすぎて、雪だるまは作れませんでした。やってもやってもサラサラ崩れて丸くならない。こんな雪もあるんですね。
 
池も凍ってます。アイラは最近、写真用に笑顔を作ると必ず目をつぶります。
 
家から100歩くらいのところの写真ですが、ナルニア国物語の、ルーシーが衣装ダンスから入り込んでしまった森みたいな景色になっていました。
ずーっと外にいたがった子供達ですが、芯まで冷え切る前に帰宅させました。
 


2013年1月18日金曜日

事実は小説よりも・・・

昨年8月にオックスフォード市内で引っ越して、和馬は9月の新学期から新居に一番近い小学校に転校しました。転校初日から何故か気の合ったJ君。あれからお互いの家に行き来しているし、和馬は今でも一番の親友はJ君と言うと思います。

そのJ君のお父さんは、スコットランド出身。生まれつき片足の無い人で、1970年代にある医師より、義足をつけてもらったそうです。その医師が、何と、夫の祖父であることが発覚。つまり、40年近い年月を経て、スコットランドからは程遠いオックスフォードの地で、医師の曾孫と患者の息子が親友同士になっているというわけです。

夫の祖父はもう随分前に他界しています。生前に、自分の孫が日本人と結婚すると聞いただけでも信じなかったかも。ましてや、その日本人女性との間に生まれる曾孫が、かつての患者の息子とオックスフォードで友達になるよ、と聞かされたらどう思ったでしょうね。

世間は狭い、というより、人生って不思議、って思いました。

2013年1月15日火曜日

子供の成長

日本は大雪の成人式だったようですね。こちらも、14日は雪景色でした。また寒気が戻ってきたようで、先週末から寒いです。先ほどの投稿に書き忘れましたが、明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願い致します!


土曜日、教会の人の結婚式に行ってきました。子供は義妹夫婦が見ていてくれました。その前日の金曜日、和馬の乳歯第一号が抜けました。歯の抜けた笑顔、分かりますか。
いとこのローズもこんなに大きくなりました。これから3人揃うと賑やかになりそうです!
 

日本!

年末年始は日本でした。子供を親に見せるため、また、子供の日本語力回復のため。1つ目の目的は大成功。肝心の2つ目は・・・と言うと、アイラは、オウム返しでハッピーな年齢なので日本語もどんどん繰り返して言っていたけど、自分で言いたいことが山ほどある和馬は、実家でも英語でしゃべりまくってました。でも最後の方ではいくつか日本語の文章が出てきていたかな。。多分、1ケ月いれたら相当思い出したんだろうなぁ、という印象を持って帰ってきました。でも、二人ともジージ、バーバ大好き、なーな(私の姉)大好き、日本大好きと、行った初日から帰国した今まで言い続けているので、長距離で短期間でも、帰省して本当に良かった、と思っています。


クリスマスは、和馬とおそろいのセーターでした。男の子の洋服売り場で私のは12歳サイズ、和馬のは6歳サイズで購入。6年後には私と大きさが同じになるのか・・・と思うと複雑な気分。
 
ヒースロー空港にはキッズエリアがありましたが、そこで遊ぶより飛行機を見ていたかった和馬と、その横で普段は買ってもらえないジュースを飲んでいたかったアイラ(キッズエリアは飲食禁止)。
 
 
日本の実家近くの公園で。こういう写真を撮ると、子供より私が一番楽しそう、といつも夫に言われてしまう。。。
 
日本ではお餅つきもしたし、温泉にも行きました。温泉に向かう列車の窓から見えた海はキレイでした。
温泉地にあった小さな遊園地で。日本はよほど楽しかったのか、和馬はまた日本に住みたいと言いだしました。脳ミソも心も英国人になってしまったら悲しいから、本当に良かった!!