2012年10月30日火曜日

最近の子供達

怒涛のように毎日が過ぎて行ってしまった10月ですが、最終週の今週は少し夜に余裕ができました。日曜日に時計が夏時間から冬時間に戻り、最低気温もマイナス1度と、気候の面でも本当に冬になってしまったオックスフォードです。

でも、子供は風の子ですね。公園に行ったり、教会の庭で駆け回ったり、寒くてもへっちゃら。そんな元気な子供達の近況を今日は投稿します。

学校と教会大好きの和馬。他には公園、工作、かくれんぼが好きです。いつも専ら男の子と遊んでいると思っていたら、先日いきなり、「今日○○(クラスの女の子)と結婚の約束をした。」と言ってきました。お互い25歳になったら結婚するとか言って、かなり具体的!でも本当に、そうこうしているうちに、こんな話が現実になる日が来るんでしょうね。
アイラは、この1カ月で、髪を結んでも取らなくなり、おしゃぶりを卒業し、「because」などの接続詞が入った文をしゃべるようになりました。
でも、スーパーで買い物中にカートの上で舟をこぎまくって寝入ってしまうような赤ちゃんぽいことも多々しています。
相変わらずの赤ちゃん好きに加え、最近のお気に入りはパズル。ボードのパズルを自分で裏返してバラバラにし、一人で全て完成させます。ピースをはめようとして他のピースがずれてしまったりしても、泣いたり怒ったりせず、「Oops-a-daisy, my fault.」(あらら、自分のせい。)と楽しげに言うのが何とも言えず良い感じで、飽きずに観察してしまいます。
 
 
 
 

2012年10月29日月曜日

神の家族

聖書には、誰でも、イエス・キリストを信じると神様の子供とされるとあります。だから、神様がお父さんでクリスチャン同士は兄弟姉妹。
私は今、血のつながった家族、親戚からは遠く離れていますが、神の家族が近所に沢山います。

我が家のドアは、オートロックというようなモダンなモノでは無いのですが、側面に突起がついているので、完全にドアが閉まるとドア枠の穴に突起が入って外からドアは開けられなくなります。意味が通じているか不明ですが、とにかく、うっかり鍵を持たずに出ると閉め出されます。それでいつも気を付けていたのですが、この間ついにやってしまいました。アイラと一緒に和馬を学校に迎えに行った時、ドアを閉めた瞬間、鍵が無いことに気付きました。でも時既に遅し。

「あ・・・」と思いつつ、とりあえず和馬の学校へ。トイレを済まさせて、家の前で子供と一緒に夫の帰りを待つつもりでした。その日は早めに帰れる、と言っていたので。アイラと和馬は「好きなモノを順番に言っていくゲーム」とかを健気にやって文句も言わずに待っていたけど、張本人の私が「だんだん寒くなってきたしやってられん」という気分になり、同じ通りに住む、同じ教会の人のお家にお邪魔させてもらおう、と提案。はじめは「えー、でも・・・」とか言っていた和馬も乗り気になり、3人で押し掛けると、メチャクチャ気持ちよく迎えてくれました。あったかいお茶とケーキまでご馳走になり、子供達はそこのお宅の男の子と楽しく遊んでいました。そんなこんなですっかりくつろいでいると、ドアベルが。鍵を持っている夫に救出された次第です。

こういうアクシデントの時に頼れる人が側にいるって心強いし、近所のお母さん達とは毎週一緒に聖書を読んで互いのために祈ったり、家に招き合ったり、普段から色々と関わりあっています。子育ても一緒にできるし、熱を出したお母さんや出産直後のお母さんの家に夕食を届けに行ったりと、互いに助け合って生活するって本当に嬉しいことだと思います。

クリスチャンになって素晴らしいのは、死後に永遠の命が約束されているということだけではなくて、今、この地上の人生で、神の家族と愛のあふれる毎日を送れる、ということも大きいと思います。人というのは、大抵の場合、時間を一緒に過ごせば過ごすほど、愛情が湧くものだと思います。人間関係って面倒臭いところも確かにあるけれど、どれだけの人と愛を持って関わっていけるか、というのが人生の醍醐味ではないかと、最近つくづく思っています。

核家族化が進み、孤独な人が増えている現代。でも、教会につながっていたら、例えば、孤独死なんて無いんじゃないか、と私は思っています。神様との関係、そして、そこから派生して、他の人との本当に人間らしい関係に私たちを招き入れてくれるキリストの道。一人でも多くの人が、この道を見つけることができますように・・・

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アイラが和馬の来ていたコートを着るようになりました。二人、似ていますか?!
 

2012年10月15日月曜日

グラッファロー

和馬は学校でグループ活動をする時、「グラッファロー」グループに属しています。はじめ先生にサラッと言われた時には聞き取れなかった変な名前。でも先日、図書館で同じ題の絵本を発見しました。借りてきて読んだらとっても良い絵本。
 
この写真だと怖いんですが、アイラもグラッファローが大好きになりました。
日本語にも訳されていて、邦題は『もりでいちばんつよいのは?』でした。ジュリア・ドナルドソン文、アクセル・シェフラー絵ですが、このコンビの絵本は他にも良いのがあるみたいです。お薦めします!

芸術の秋、ということで、昨日近くの公園と森で落ち葉や木の実、小枝などを拾い集め、それらを材料にして家族でグラッファローを作成しました。



和馬は学校に持って行って先生に見せると言っています。
月から金と日曜日は忙しいので、土曜日は貴重な家族の時間。最近晴れの土曜日が多いので、これも神様に感謝。

2012年10月8日月曜日

愛の告白

子供のちょっとした仕草や突飛な発言に癒されたり笑わせてもらったりすることって多いと思いますが、聖書とか賛美歌とかを知っているクリスチャン・ホームの子はそれに拍車がかかりますね。
今日は和馬に、「ママ大好き。世界の基の置かれる前から僕はママが好きだよ。」って告白してもらいました!「世界の基の置かれる前から」っていうのは、聖書のエペソ人への手紙に出てくるフレーズ。子供って色々聞きためてるんですよね。変なところで出てくるからウケます。
文句が多いし、言うこと聞かないし、イライラさせられることも多い和馬ですが、今日は思いもよらないスケールの大きな愛の告白にほのぼのさせてもらいました♡

汽車ごっこ中。
 
オックスフォードは朝晩寒いです。今朝はこんな冬の格好で教会に行きました。アイラは深々とフードをかぶって「いないいないばぁ」にはまってました。
 

2012年10月4日木曜日

熱血青年

火曜の夜はいつも子供を寝かしつけ、ベビーシッターを頼んで、教会の集会に行きます。主に修士、博士課程在籍者を相手にした食事と聖書の学びの会。いつも少数ですが日本人もいて夫がスモールグループのリードをしていますが、昨日はたまたま皆さんの都合が悪く、日本人はいませんでした。

ということで、夫と他のグループに合流。そこに、オックスフォード大学在籍中に信仰を持ったという熱血青年がいました。物理の博士課程にいる彼は明らかに頭脳明晰。そういう人は記憶力もずば抜けているのでしょうか。信仰歴2年半の彼は、「生き字引」ならぬ「生き聖書」になっていて、色々な聖句を箇所も正確に引用しつつ、熱く語ってくれました。留学生なのに英語の聖句をスラスラと。

科学者として研究している自分は神の存在を信じず、傲慢に生きてきたが、神様は本当に不思議な人を沢山用いて、自分のプライドをも用いて、恵みによって信仰を与えてくださったと言っていました。今彼がイエス様を「主」として生きていることは一目瞭然。「自制心が欲しい。決勝点目指して一心に、賞を受けられるように走り抜けたい。」と言った彼の言葉にスカッとしました。「私も!」と大声で言いたくなりました。(コリント人への手紙第一9章23~27を読むと、ここの箇所のパウロの言葉を彼が自分の決意として用いていることが分かります・・・)

日本人が来れなかったのは残念でしたが、この熱血青年を含め、真摯で誠実なクリスチャン達からみことばに根差した生きざまを見せてもらい、多くの励ましをもらった昨夜でした。

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コリント人への手紙第一9章23~27節
私(パウロ)はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがた(コリントの教会の人たち)も、賞を受けられるように走りなさい。また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。
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兄、妹に読み聞かせの図。

読書の秋。
二人仲良くお風呂の図。