2012年7月26日木曜日

和馬5歳☆

息子が5歳になりました。神様に守られ、多くの人に大切にされてきた彼の人生。いつも喜び、絶えず祈り、どんな時にも感謝する子に成長しますように。
生まれたのはロンドンですが4歳までの誕生日は日本で迎えた和馬。今年初めて、夫の実家で誕生日を祝うことができました。車で小一時間の所に住んでいる夫の従兄家族も来てくれ、総勢10人の楽しい一日でした。
ゲストのためにグランマとゼリー作り。
ケーキ登場でアイラもメチャクチャ嬉しそう!
同い年のはとこのオリビアと。プレゼントでもらったおもちゃで遊んでいます。
オリビアの弟フレイザーはアイラと同い年。巻き毛同士、こちらも仲良く遊んでおりました。この写真だとフレイザー君が困り顔だけど、彼もとっても愛情表現豊かな1歳児でした。


おじさんに回してもらったり

はとこと木登りをしたり。
家族っていいな、庭っていいな、と、何枚も写真を撮ってしまった一日でした。


2012年7月22日日曜日

夏休み!

7月20日で和馬の学校が終了。とても良い1学期でした。慣れるまでに時間はかかりましたが、友達ができ、先生にも恵まれ、適切なサポートを受けながら、楽しく色々なことを学んできました。送り迎えがタクシー(市が出してくれる)だったため、毎日学校に顔を出すわけではなく、途中少々不安になったこともありましたが、全校朝礼に一度、運動会、夏祭り、担任の先生との保護者面接、学年末のパーティー、今月26日に誕生日を迎える和馬のリクエストで、最終日にケーキを差し入れた時と、計6回、和馬の学校生活に関わる機会が与えられました。その度に、学校の良さを色々な角度から見ることができて、心から感謝でした。8月にオックスフォード市内で引っ越すので、9月の新学期からどの学校に通うことになるのか、市からの連絡待ち状態ですが、転校することになっても、今学期の経験が良い準備になったと思うし、新居に近い小学校に空きが出るまで今の学校に通い続けることになっても、和馬も親もハッピーなので、本当に良かったです。
担任の先生と。学年末パーティーの時だったので、制服ではありません。イギリスの学校は、何かと言い訳を見つけては、「ノー制服デー」にしてあげるようです。子供にとって私服ってそんなに嬉しいのかな?!
誕生日当日、学校にケーキを持参する親が多いようで、和馬からよく、「今日は誰それの誕生日で何ケーキを食べた」という報告を聞いていました。夏休み中に自分の誕生日が来る和馬は5月くらいから気が気ではなく、6月に入ってから先生に「学校の最後の日に僕の誕生日をしてもいいか」と自分から聞き、OKを取りつけてきました。そうまで言われて作らないのもかわいそうなので、カップケーキ20個を届けて参りました。

とにもかくにも夏休みスタート。保育園からアイラを、学校から和馬を1時にピックアップして、そのまま車でスコットランドの夫の実家に移動しました。思ったほどひどい渋滞はなく、夜10時半にセント・アンドリューズの実家に無事到着。イギリスに来てからずっと、もの凄く忙しかったので、義父母の助けを借りつつ、ちょっとゆっくりしたいと思います。
義父母の通う教会で結婚式があったようで、バグパイプの奏者が立って吹いていました。何だかとっても絵になっていました。明日の日曜日はここで礼拝です。

2012年7月19日木曜日

最近のアイラ

天地が逆の視点が気に入ったのでしょうか。「うふふ」という嬉しそうな笑い声がする方を見てみると、この姿勢でアイラが満面の笑みを湛えていることが最近多いです。
寝かしつけ魔のアイラ。うつ伏せにできるモノは大抵うつぶせにして、時には自分も添い寝。小さい人間は、和馬の消防車に付いていた消防士。勇敢なはずの彼らもアイラにかかれば寝かしつけの対象。和馬からは絶対に受けなかった待遇!
上の写真のように、生き物の時は「単に微笑ましい」で終わるのですが、たまに、このような「寝かしつけの痕跡」を発見することがあります。「あー、今日はこれも寝かしつけちゃったのか・・・」と苦笑いというか、ウケるというか。
教会の庭でパパと。ママに付きあって聖書の会に来た後で。変則的な仕事なので、夜にパパがいないことも多いですが、このように昼間にパパの職場で会えちゃうのも、教会の仕事の良いところかも知れませんね。
パパと言えば、今週の日曜日に、セント・エブス教会では初の説教担当でした。以下のリンクから聞けます(英語ですが)。「Guilt」という題で、詩篇51篇から。もし、日本語訳が欲しいという方がいらしたら、メールもしくはfacebookでご連絡ください。

2012年7月14日土曜日

日本からのお客様

今週は、水曜日から明日の日曜日まで、私の幼なじみが日本から遊びに来てくれています。お互い6歳の時から10年間同じ学校に通って、楽しい思い出がいっぱいの彼女とは、久しぶりに会っても、時の隔たりを感じません。こちらへ来て泊まりのお客さんは彼女が初めて。子供達も「あこちゃん、あこちゃん」とハイテンション。昨日は、私も初のオックスフォード観光(住んでると、特に小さい子供がいると、観光ってしませんよね・・・)をしたり、少しばかりの「非日常」を楽しんでいます。
「あこちゃん、僕はスクーターで走るから、一緒に走って!」と無謀なリクエストの和馬。でも、フルマラソンを4時間ちょっとで走れるあこちゃんには、文字通り、朝飯前でした。
「あこちゃん、コーヒー、ホット。あっつぃー。アイラ、ミルク。」の図。
映画ハリー・ポッターで使われた食堂などもあり、オックスフォードでは多分一番有名なカレッジ、クライスト・チャーチ・カレッジの中に入りました。素敵な食堂と聖堂と中庭に歴史を感じました。
前述のカレッジ近くのカフェでお昼にしようと思っていたのに、すごい方向音痴ぶりを発揮して、全然違うところへあこちゃんを導いてしまった私。幸い、あこちゃんがかわいいカフェを見つけてくれたので、そこでお昼にしました。
昨日はあこちゃんの誕生日でした。一緒にお祝いできて幸せ。この年になると、自分の誕生日はあんまり「めでたい」とか思わなくなるけれど、他の人のはとっても「めでたい」と思うから不思議。心から、お誕生日おめでとう!良い一年を!!


2012年7月9日月曜日

近況報告

今日は写真いっぱいの日にします。
「静かに」という意味で「しーっ!」とやる時に、いつも鼻を潰しているアイラ。最近は、「行こう!」、「Sit down!」、「もうちょっと」、「See you later!」、「見せて!」など、意思疎通の表現も増えてきています。
先週、和馬の学校で、夏祭りがありました。放課後、校庭に写真のような遊具が出たり、クッキーを自分でデコレーションするコーナーやカーレースなど、色々な遊びがありました。子供は皆大喜び。ウケるのは、その日は募金集めのために「パジャマで登校して良い日」だったこと。子供は「パジャマで行ける!」となるとちゃんとそれを親に伝えますし、「パジャマの日には1ポンドを子供に持たせてください。」という学校からのお知らせも無視されない、という知恵らしいです。この募金で図書室を充実させるとのこと。頭いいな。
そして、その日は何と、イギリスの副首相が学校を訪ねたんですって。その日もらった手紙に事後報告的に書いてあり、びっくりしました。0年生のクラスには行かなかったようですが、本を読んであげたり、「教育に力を入れている政府」をアピールしてたようです。でも、パジャマの子供達を前にして、「ちょっと場違いだったかなぁ。」と、ばっちりスーツ姿の副首相が笑っているのを夜のニュースで見て、このノリ、いかにもイギリスらしくていいなぁ~と思いました。日本だったら、受け入れる側の学校もピリピリしちゃって、絶対に失礼の無いように、みたいな硬い雰囲気が漂っていると思います。でもなんで、よりによってパジャマの日を選ぶのか、本当、ウケます。
夫からこの間、「11月23日じゃないけど勤労感謝のプレゼント」というものをもらいました。粋な心遣い、ありがたく受け取りました♡
先週末、友人宅の前で。家族そろった写真を全然撮らないので、新鮮です。


2012年7月5日木曜日

すこやかでいなさい

今日は、病気について。
「なんで人生には、病気を始めとする、沢山の苦しみがあるの?」という問いは、人間ならば誰でも一度は抱くでしょう。ブッダも、この問いを追及すべく、修行の旅に出たと思います。ましてやクリスチャンであれば、あるいは、キリスト教の信仰を吟味してみようと思っている人であれば、この疑問に、「愛であられる神様がおられるのならば」という前置きがつくわけです。

私も今まで色々考えてきました。そして最近、大病では全然ないけれど、夫が割とすぐに病気になるので、このテーマは私の中ではかなり大きなものでした。病気の本人もすごく辛そうで、何か「試練を通されている」っぽく見えるし、この間は、一瞬、「何か告白していない罪があるからなんじゃないのかしら。」って思ってしまいました。でも、そう思ったすぐ後、3月に自分でした投稿、「聖書の視点」を思い出しましたよ。だから、「本当に人間って『苦しみ=裁き』って考えがちだなぁ。あの話を聞いたときに、違うって学んだはずなのに!!」と、自戒しました。

そんなやり取りが自分の頭の中であったことがまだ新鮮だった先週、我が家での聖書の会で、このみことばが、心に迫ってきました:

「病気にかからず、すこやかでいなさい。」(マルコの福音書5章34節)

これは、12年もの間、ひどい病気で苦しんだ女性に対して、癒しの奇跡が行なわれた後に、イエス様がおっしゃった言葉です。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」
なんて優しい、憐れみにあふれた言葉でしょう。これを読んで、私は思いました。「みこころ」の病気は無い!と。神様のみこころは、常に、私たちが病気にかからず、すこやかでいることだ、と。でも、私たちは、罪の結果、本来あるべきではない、どこか狂った、堕落した世界に生きているから、病気は起きてしまう。神様は、病気の細胞が分裂するとき(?)に、一々超自然的な介入をして、奇跡を起こして病気が発生しないようにはされない。言い方を変えると、「雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。」(マタイの福音書10章29節)という聖句で見られるような、「許可的なみこころ」でもって、病気の発生をもちろん把握しておられるし、お許しになるが、「積極的なみこころ」では、私たちに健康でいて欲しいと願っておられる神様なのだ、と。

でも、この女性が、ひどい病気だったからこそイエス様のもとに来たように、病気という、本来「苦しいこと」、「悪いこと」をも、神様は益に変えてくださるのだ、と思いました。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ人への手紙8章28節)

病気にかかると、かかった故に得られる益も確かにあります。忍耐だったり、謙遜だったり、普段の健康に対する感謝だったり、治してくださる神様に対する感謝だったり。信仰が強められたり、病気になったからこそ信仰を持った、という人も沢山いるのです。

でも、「よし、ブラッシュ木綿子にもっと忍耐を身に付けさせるために、この病気にさせよう」というようなみこころは無い。そうではなくて、「我が娘、ブラッシュ木綿子は、かわいそうに病気になってしまったが、忍耐を得た、という形で、この病気も益に変えよう」、これが神様のみこころではないか。
こんな考えが、心にストンと落ちた先週の聖書の会でした。

これから人生経験を積んだり、聖書をもっと深く学んでいく中で、病気に関するこの考えは、もしかして進化するかも知れません。そして、私の限られた知性と限られた人生の枠の中で、神様のみこころを正しく理解することはできないでしょう。でも、今の時点では、このように聖書から教えられて、夫が今度病気になった時の祈り方も変わってくる気がしています。「神様。あなたのみこころのように、彼をすこやかにしてください。でも、この病気をも、あなたが益にしてくださると信じているので、感謝します。病気で辛い最中の彼も、あなたの優しい愛を感じて励まされますように。そして、早くよくなれますように。」こんな感じで心穏やかに祈る妻でありたいと思います!!

2012年7月3日火曜日

3ヶ月を振り返って

早いものでオックスフォードに来てから3ヶ月が経ちました。船便60箱を片付けてイタリアへ行ってしまったドタバタの4月前半。本格的に邦人伝道師として仕事を始めた4月16日の月曜日、和馬も小学校に通い始めました。4月30日の月曜日からは、アイラも週3日、午前中に保育園へ通い出し、5月から我が家で週2回、聖書の会を開けるようになりました。今日までの2ヵ月半で、4回来てくれた人を4人と数えるやり方で、我が家への来訪者は50人を超えます。子供も外国人も含むし、お茶や食事だけのゲストも含みますが、多くの人が聖書に触れ、ブラッシュ文庫(キリスト教書籍)を借りていってくれました。まだ日本にいた時に、オックスフォードの土地勘なんてもちろんなく、実際に物件を見もせずに借りる契約をしたこのアパートを、神様がいっぱい用いてくださったことに、ただただ感謝です。

そして、3ヶ月経って、子供達も大きく成長しました。先週和馬の学校に行った時と一昨日の日曜日の教会で、和馬が本当に楽しそうに友達と駆け回り、遊んでいる姿を見て、あぁ、やっと、和馬もこちらの生活に順応したんだな、と安心しました。カルチャー・ストレスのUカーブ、完成です!(「?」の人は、4月の投稿をご覧ください。)アイラは、先週くらいから私のことをめちゃくちゃ英国人の発音で「マミー」と呼ぶようになり、「ママ」と呼ばれていた時代は終わってしまったのか・・・と少々寂しい気もしていますが、日本語、英語共に、日々ボキャブラリーが増えていて楽しいです。そしてこの元気な二人は、びっくりするほどよく食べます。買っても買っても食料がなくなっていく感じです。だから買い出しの荷物を運ぶのと、よく肥えた子供を抱くのとで、私の腕は男の人みたいに筋肉が美しいです!

このブログの閲覧回数も、1600を超え、(遠く離れても)我が家の近況をチェックしてくださっている方がいらっしゃるんだと思うと、とても嬉しく心強いです。これからも、どうぞよろしくお付き合いください!
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なかなか夏にならないオックスフォードですが、先週の土曜日、近くの農園にイチゴ摘みに行ってきました。

真面目に摘んでいるかと思いきや、
つまみ食いに忙しいアイラでありました。
それでも、1.1kg 収穫。入園料などなく、収穫した分だけ量り売りしてくれるのでまた行きたいと思いました。今度はラズベリーにしようかな、と話しています。
量り売りしてもらっている時とかも、他の家族連れの子供たちに、「お母さん、あの子の服見て!!」とかずっと言われていたのに、その時は知らん顔だったアイラ。駐車場まで来たら、突然服のしみを指して「あぁっ!!」だって。アイラさん・・・
家に帰って早速おやつ。アイラの服も、漂白しました。