2015年5月20日水曜日

ファンシー・ドレス

イギリス文化のひとつにファンシー・ドレスがあると思います。子どもが結婚式や発表会などで着るワンピースを「ドレス」と言い、これは日本でもおめかしが必要な時に着ます。でもイギリス人は変装チックなドレスを「ファンシー・ドレス」と称してこよなく愛します。

ディズニーのプリンセスドレスだったり、妖精だったり、はたまた男の子だったら怪獣だったり騎士だったり。スーパーマンやスパイダーマンもよく見かけます。

学校でもしょっちゅうチャリティーとからんでファンシー・ドレスで登校しても良い日があります。こうした日は好きに変装してきて良い代わりに1ポンド寄付します。(同じ趣旨でパジャマで登校して良い日も必ずある。。。)

誕生会などのパーティーの招待状に「ファンシー・ドレスで来てね」という一言が添えてあることもしばしば。

幼稚園などにも変装グッズは常備されていて、アイラを迎えに行くとよく服の上からお姫様のドレスを着ています。

我が家にもクリスマスプレゼントでもらったシンデレラのドレスをはじめ、近所のお姉さんからお下がりでもらったドレスが現在3着あり、アイラはほぼ毎日どれかのドレスを着て遊んでいます。(私も小さい頃にこんな文化で育ったら絶対毎日着ていたと思いますが。実はちょっと羨ましい。)

先日、姪のローズの3歳の誕生会でしたが、これも例の「ファンシー・ドレスで来てね」の会でした。その時の写真が以下です。

庭で白馬に乗る白雪姫ならぬアイラ。この馬、揺らすとヒヒーンと嘶いたりパッパカ、パッパカ走る音が出るのでアイラも上機嫌で乗っておりましたが・・・
 「キャハハ、落ちちゃった!」

 落ちてもやたらと楽しそう。

気を取り直して・・・
ローズ(中央)も3歳。早いものです。
近所の女の子、教会の女の子も加わって、あの日は一体、何人のプリンセスが大集合していたのでしょうか。女の子にとっては最高に楽しそうな午後の一時でした。

ちなみに、和馬はちょうど同じ日に友人のサッカーをする誕生会に誘われ、これ幸いとそちらに行きました。男の子でも気合を入れて変装をする子もいますが、和馬は無関心。学校のチャリティーの日も、寄付はするけれど変装せずに行く、ということが多いです。