2012年11月18日日曜日

しりとり

しりとり遊びをするには、なまえのはじめとおわりの文字が何か、というコンセプトを認識する必要があります。年少から年中にかけて、大体の子はこれを習得するようです。あまり小さいと、単語はいっぱい知っていても、しりとりはできません。

和馬も、日本で年少をやってこちらに来た頃、ようやくしりとりができるようになっていました。そして、夏くらいまではしりとり遊びができました。でも、最近駄目です。

例えば、「きく」と私が言ったとします。すると、「く、く、く・・・」と考えているうちに、「c、 c、 c ・・・」と和馬の頭の中でアルファベットに変換されてしまって、「カーテン」とか言ってきます。「『く』が『か』に変わってるじゃない!」と言っても、「???」という顔。「しかも、『ん』で終わったらだめでしょ。」と言うと、「ん」は彼の頭の中では既に「n 」なので、「どうして?ママ、なすって言えば?」と答える始末。「なす~?!まぁ、じゃ、いいか。なす。」というと、「す、す、s、 s、 ・・・サラダ!!」

と、こんな感じで、ルール違反(?)の連続。まるでしりとりになりません。

子供がバイリンガルに育つというのは、結構大変なことなんだなぁ~としみじみ思う今日この頃です。日本にいた時は、夫が英語で話しかけても日本語で答えていた和馬。今は逆で、私が日本語で話しかけても英語で返してきます。もう少し大きくなると、複数の情報をうまく保持すると思うんですが、小さな子供の脳は情報を上書き保存しているように見えます。毎日新しいことを吸収していて、その速度たるやすごいんですが、古い日本語の情報は英語の情報にバンバン置き換えられている感じで、ちょっぴりさみしい母です。

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学校の友達とボードゲーム中。放課後、すぐ友達を誘います。私の許可を得る前に!!まぁ、いいんですけど。
教会の庭で。兄と妹の会話も英語ばっかり。
 

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