2013年7月18日木曜日

母子家庭に猩紅熱!

7月1日から、夫が短期宣教で盛岡に行っていて、期間限定の母子家庭になっています。一人で子供二人の面倒をみるのは大変でも、普通に乗り切るつもりでいましたが、何だかハプニング満載の半月を送ってしまいました。

夫が旅立った初日からアイラのスクーターが壊れ、兄と一緒に乗りたい彼女としては一大事。「ママ、直してね。」と、当然直せると信じているのでみてみたけど、私にはお手上げ。近所のお兄さん(教会も一緒で、和馬の学校の先生でもあるので普段から良くしてもらっている人)に修理をお願いする羽目に。修理するだけでなく子供と遊んで帰って行ってくれたのでこれは祝福でした。

次に私が火傷。コーヒーをいれていたら湯気が思わぬ角度から噴き出てきたので、手の甲を一瞬にして結構広範囲に火傷してしまいました。茶色っぽい大きな水ぶくれがまるでナメクジのように手の甲にあって、子供達は「ママ、手にナメクジがいるよ!」と嬉しそうに何度も言ってました。ママ友から、「30分くらい冷水につけていないから水ぶくれになるのよ。」と言われましたが、どこの世界の母親に、朝の30分を自分の手のために使える人がいるでしょうか?!これまたママ友から、ばい菌が入るから破らないように気をつけろ、と言われていた水ぶくれは、「そんなの無理」って感じで3日後くらいに破れ、一通りの癒しのプロセスを経て今はほぼキレイになりました。。。歳をとって怪我の回復が遅いので大変です。

その次、アイラが発熱。暑い土曜日、プールにでも行こうかと思っていた矢先。和馬まで一日中家に拘束されるのは可哀そうだと思っていたら、これまた教会が一緒の近所のお母さんが和馬を預かってくれました。彼女の末っ子と和馬は超楽しい午後を過ごしたようです。寝ているアイラの横で私はウィンブルドンの女子決勝を見れました!だからこれも良かったかも、なんて。。。

きわめつけは、和馬です。先週は父と姉が日本から来ていたのですが、いつも元気印の和馬が、高熱と発疹で小児科の救急に行く羽目に。なんと、猩紅熱(しょうこうねつ)でした。小説とかで昔、子供が死んだりしているあの伝染病!今は日本では溶連菌感染症と言うみたいですが、こっちは昔と一緒の名称でScarlet Fever と診断され、ちょっと慌てました。抗生物質でよくなったものの、和馬は学校の遠足にも行けなかったし、父と姉を色々なところに案内する気満々だったのにそれもほとんど叶わず、涙々でした。そんな傷心の和馬を見ているのが辛かった・・・。でも、こんな時こそと、「いい時も悪い時も神様がいる~♪」というこっちの子供賛美歌を和馬と何度も歌いました。本当にそうです。順境の時に「神様に信頼している」と言うのは容易いこと。逆境の時に同じことが言えるからこそ、クリスチャンは恵まれているのですよね。

でも、父と姉に本を読んでもらったり、添い寝してもらったり、絵を描いたり、カルタをしたりと、沢山時間を過ごすことができたので、それは本当に良かったと思います。救急病院に行ったりしている時はアイラを見ていてくれたし、私も、「せっかく父と姉が来ている時に・・・」という思いから、「父と姉が来ている時で良かった・・・」という感謝の思いに変わりました。

和馬はすっかりよくなり、まだ抗生物質を飲んでいるけれど、学校にも復帰しています。

しかし、やれやれ。
来週の火曜に夫が帰宅するまで、もう何も起きませんように!!

以下、体調が良かった時の、子供達と父と姉の写真です:

半年以上のブランクがあっても、すぐに懐いて愛嬌をふりまくアイラに、父も目が下がってました。
一緒にイチゴ摘み。イギリスの夏の風物詩です。
和馬がこんな笑顔だった時も2日くらいありました。
それにしても最近暑いです。クーラーは無い土地柄なのであまり暑くなられるのも困りもの。写真はアイスを食するアイラと父。
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。