2012年8月8日水曜日

腑に落ちない英語の感覚

英語圏の人の感覚って分からない・・・と思う例を3つ。
1. 親指は指ではない。
2. マーマレードはジャムではない。
3. ゾウの鼻は鼻ではない。
他にも色々あるんですが、今思いつく中で代表的なのが上の3つです。

1. 私が子供の指を触りながら、「ねぇ~、ほら、指が5本!」とか言った時に、夫が、「え、指は4本だろう。これはthumb。」と言って親指を握りました。「four fingers and a thumb」という世界に英語圏の人は生きているらしいです。

2. くまのパディントンの大好物、マーマレード。いちごジャム、あんずジャムなどと同じで、オレンジで作ったジャムではないのか、と言いたくなりますが、「ジャム、どれにする?マーマレード?」とか聞いたものなら、必ずや夫に、「マーマレードはジャムではない。」と突っ込まれます。「じゃぁ、マーマレードは何なの?」と聞くと、「マーマレードはマーマレード。ジャムではない。」と返ってくる。このやり取り、結婚してから一体何回やったか分かりません。。。

3. 「ぞ~うさん、ぞ~うさん、お~鼻が長いのね」の童謡も歌えるので、夫は「日本語ではゾウには鼻がついている」と認識はしていますが、英語圏の人にとってあれは「trunk」というものであって、「nose」という感覚は無いそうです。

こういう発見をする度に、お互いに不思議がっちゃう私と夫です。言葉って面白いですね。言葉によって思考も形成されていくわけで、英語で育った人と日本語で育った人が交流するには、相当、「違う目で物事を見ているんだ」という覚悟を持った方がいいんだな、と思わされます。単に、日本語を英語に、あるいは英語を日本語に置き換えるだけでは不十分。だって、thumbを辞書で引いたら親指って出てくるし、trunkを辞書で引いたらゾウの鼻って出てくるけど、当のネーティブスピーカー達は、指とも鼻とも思っていないわけですから。自分の「当然」が相手にとって全然当然ではないことが、本当にいっぱいあるんだなーって思います。

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さて。明日、オックスフォード市内ですが引っ越します。新居でインターネットが開通するのが15日の予定なので、それまでブログはお休みします。最近、特に面白い投稿もできず、更新回数も減っていましたが、開通後はまたもう少し頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
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オックスフォードにも良い公園が沢山。ブランコは未だに苦手な和馬ですが、高いところと滑り台は大好き。
この遊具、「flying fox」というそうです。日本語で何と言うのでしょう?私も小さい時、大好きでした。
アイラは昔からブランコ大好き。ブンブン揺らしても全然平気。
今回の引っ越しは、アイラにもちょっと引っ越しの感覚があるでしょうか?!新居の近くに良い公園があるので、子供達は楽しみにしています。



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