2012年5月4日金曜日

牛乳と卵

牛乳と卵 ― アレルギーの話ではありません。
私たちに、乳牛や鶏を始めとして、家畜が与えられていることのすごさを、考えた事ってありますか。

なんで唐突にこんな事を書いているかというと、昨日行った聖書の会で、詩篇8篇を読んで、中学生の時の記憶が甦ってきたからです。

詩篇8篇には、こんなくだりがあります:

「人とは、何者なのでしょう。
あなた (神様) がこれを心に留められるとは。
人の子とは、何者なのでしょう。
あなたがこれを顧みられるとは。
あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、
これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。

あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、
万物を彼の足の下に置かれました。

すべて、羊も、牛も、また、野の獣も、

空の鳥、海の魚、海路を通うものも。」

カトリックの学校だったのに、進化論だけを当然の真理のごとく教えていた学校に通った私。でも、ある授業中に、先生の話もそっちのけで、こんなことを考えていたのを、今でもはっきり覚えています。それは、「人間だけが他の生き物と違い過ぎている!ただ偶然の進化を繰り返してきただけの産物だったらどうして???」ということ。
乳牛って、なんで自分の子牛の分以上に、まるで人間のためだけに生産するようにミルクを出し続けるの?鶏って、何で栄養たっぷりの卵を産み続けてくれるの?なんで、こんな、「人間のため」に存在してくれる、「家畜」というカテゴリーの動物がいるの??
ビーバーのダムや蜘蛛の巣もすごい「建築」だけど、人間だけが、なんで鉄筋コンクリートとかで建築してるの?人間って何なの?

別に誰にも尋ねなかったのですが、人間の存在が本当に本当に不思議でした。

22歳の時にクリスチャンになって、聖書の一番初めの書物、「創世記」を改めて読んだ時、まさに、目から鱗の体験をしました。神様が、世界を順々に創造したとき、人間を一番最後に、特別に造ったんですね。「あぁ、そうなんだ。やっぱり人間は他の動物とは違うんだ。」と、中学生の私が抱いていた疑問に、聖書から答えをもらいました。人間が必要とする食べ物や、住む環境なども全て考慮して、世界を造られた神様。そして、その世界を、人間が良く管理するように願っておられる神様。環境を破壊したり、動物を虐待したりするのは、人間の思い違いだけれど、やっぱり、人間は特別な存在なんだ、と、妙に納得したのです。

でも、私のような疑問を、既に神様にぶつけていた人もいたわけですよね。それが、詩篇8篇の、「人とは何者なのでしょう」です。私のように牛乳と卵から派生したというより、天地万物を造られた偉大な神様が、人のことを気にかけてくださる、そのすごさに不思議を感じていたわけですが。。。

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ちょっと前の写真ですが、歯磨きするのも人間だけ?!
ママ、私が隠れるのはカーテンの裏だけじゃないよ!





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