2012年5月11日金曜日

ゴスペル

ゴスペル ― 日本では歌のジャンルとして、人気がありますね。もともと、英語で、「ゴッド・スペル」(神の知らせ)、あるいは、「グッド・スペル」(良い知らせ)、それが転じてゴスペルとなったそうです。

ゴスペル(=グッド・ニュース)は、日本語では、福音(ふくいん)と言います。福音なんて、日常で使わないのでピンと来ないですが、とにかく良いニュースなんですね。

今日、我が家で聖書の会がありました。マルコの福音書の冒頭を読みました。「神の子イエス・キリストの福音のはじめ」という出だしでマルコの福音書は始まります。司会をしていた夫が、イエス様がこの世にいたこと、イエス様がなさった多くのこと、イエス様が死んだこと、復活したこと、それはまさにニュースだったんだ、と言っていました。

今も、ニュースは大事ですよね。忙しくても朝のニュースくらいは聞きたい。通勤電車の中ででも、新聞を読んでニュースを知りたい。そういう人は大勢います。そして、感謝なことに、日本でも、イギリスでも、ニュースはいつでもどこでも流れています。

今の世の中、自分の方から「イエス様の福音を聞きたい」と思っている人はそう多くはいないと思うのですが、この聖書のニュースも、聞きたい人がいる、いないは別にして、ニュースなのだから流れていないといけないんだな、と思いました。そして、オックスフォードの地で、日本語でこのニュースを流すために、私たちは神様にこの地に置いてもらっているんだな、と、そんなことを考えた夜でした。

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教会が週に一回、児童館のように開放されて、未就園児と母親が自由に遊べるようになっています。(初めに短いバイブル・メッセージがあります。)
すごく広く、贅沢なチョイスのある遊びやおもちゃの中から、アイラが毎週真っ先にやるのは、赤ちゃんの人形をベビーカーに乗せて散歩すること。先週は、私が他のお母さんと話していたら、そこらに落ちていた警察官のヘルメットをかぶって、勝手に遠くの方を歩いていました。
女の子はベビーカーを押すのが大好きですね。でも大体皆、他に面白そうなものを見つけると、放っておいて別の遊びを始めてしまいます。その間に、他の女の子が空いたベビーカーを押して行ってしまうこともしばしば。赤ちゃん誘拐しまくり、されまくり状態ですが、当の女の子達はあまり気にせず、手近な赤ちゃんを押せればそれで良いみたい。

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